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9/21㈯ 土曜講座に武藤順九さんの「寺子屋」がやってきた!

津山高校の土曜講座に世界的芸術家・武藤順九さんをお招きしました。

 どれだけすごい人かというと、ローマ教皇の公邸に史上初めて抽象彫刻が永久設置された彫刻家であり、国連ユネスコ本部にも絵画作品が永久設置された画家でもあります。
  そんな武藤順九さんは現在、日本各地で「寺子屋プロジェクト」を展開しています。これは墨による表現活動で、「日本人の美意識」をつくり、「未来の日本を背負っていく」若人たちが「日本古来の伝統や心を持つ、本当の意味での世界市民となる」ための活動ということだそうです。
 18名の参加生徒たちは、世界から見た日本の素晴らしさと危惧について武藤さんからお話を聞いたのち、6メートルの巻紙に各々の思いをもって創作活動を行いました。その後、体育館で全作品を一望する鑑賞会を開き、作品を堪能しました。
  津山高校は、広い教養を身に付けられる活動も大切にします。

【参加生徒の感想】抜粋
・この寺子屋に参加したことで、筆や墨、水での新しい表現のやり方、日本の伝統を守ることの大切さを改めて感じることができた。また、いつかこの巻物を描くとき、私は何を描くのだろうと考えた。

・心を空っぽにして描くということは今までしたことがなかったので、最初はどうしたらいいか迷った。最初は周りの目が気になって、思い切ってできなかったが、だんだん集中して自分の心に向き合うことができた。今回武藤先生がくださった言葉、経験を忘れないようにしたい。

・巻物に何か描いたことがなかったのでとてもワクワクしました。順九先生の授業はとても面白く、興味深かったです。この講座に参加してよかったです。

・武藤先生のお話を聞いて、いつも通っている津山の街並みは特別なものであるということを知って驚いたとともに、私たちがこの街並みを守らなければならないのだという強い使命感を感じました。「葉っぱの一生」を描くときは、無心になって何かに没頭するということは普段できないので、とても楽しかったです。

【R5年度】コトセン株式会社との連携

コトセン株式会社(倉敷市児島)は、持続可能な開発目標「SDGs」の精神を企業活動に取り入れ、社会課題の解決による持続可能な循環型社会の実現に貢献しておられます。繊維加工における安全性や環境負荷低減などに配慮した「倉敷染」は、人と環境にやさしい安全認定ブランドです。資源の有効活用として、布の切れ端をフェルト生地として再利用され、アップサイクル生地を使用したオリジナルウェア「ラダー」などの製品の開発にも取り組んでおられます。

コトセン株式会社様から、廃棄される岡山デニムの一部を提供いただき、支援バックなどの材料として活用しています。さらに、賞味期限の切れたお茶、紅茶、コーヒーを使って、古い生地を染め直して、支援バックの布として、活用しています。

放課後や文化祭の展示ブースで、支援バック作りに参加できます。社会貢献活動の1つとして一緒に取り組みましょう。                     

<コトセン株式会社様から提供いただいたデニム、それらを活用した支援バック作り>

【R5年度】食育講習会「満足一人ご飯講座~1人でも作れる!かんたん朝ごはん~」(10月)

美作保健所から保健師さん、栄養委員さん、管理栄養士を目指して勉強をされている美作大学の学生さんをお招きして「1人でも作れる!かんたん朝ごはん」をテーマに講習会を開催しました。献立は「3色おにぎらず」「やさいたっぷりみそ汁」です。

おにぎらずには、鮭フレーク、ゆでたまご、さやいんげんを入れました。みそ汁は煮干しでだしをとり、かぼちゃやにんじんなど身近なやさいをたっぷり入れました。講師の先生から、調理のコツを教わりながら作っていきました。

また、美作大学の学生さんから朝食の大切さや野菜をしっかりとることのメリットについて話を伺いました。将来1人暮らしをしたとき、野菜をしっかりとることができるか不安でしたが、市販のカット野菜や冷凍野菜、総菜なども活用して、主菜や汁物に野菜をプラスすれば補うことができるとわかり、これなら自分にもできそうだと自信につながりました。

 講習会で教えていただいたことを家庭クラブ新聞としてまとめ、役員から各クラスに報告をしました。

【令和6年度】 十六夜祭 文化の部 家庭クラブ展示、体験コーナー(9月5,6日)

家庭クラブの展示コーナーでは、「SDGsの視点で活動しよう」というテーマで、津山高校家庭クラブの活動を見直し、企業(株式会社コトセン)と連携した活動の報告や、新聞記事からSDGsの視点で考えてみようというテーマで、ポスター発表をしました。

体験コーナーでは、「届けよう!!子供たちに笑顔を!!」をテーマに、教育を受けられない世界の子供たちに贈る「支援バックづくり」や、ほどいた布マスクで「ハンカチを作るコーナー」、「メッセージを書いてもらうコーナー」などを作りました。

支援バックの布には、倉敷の㈱コトセン様から提供いただいた「デニム」の布などを活用し、廃棄される小さい布も飾りとして使い、多くの枚数を製作することができました。

また、支援バックに入れるノートや鉛筆などの文房具、タオルなどについても多くの皆さんの温かいご協力をありがとうございました。2学期も引き続き、文房具などの回収をしていますので、引き続きご協力をお願いします。3学期に、完成した支援バックに、皆さんに協力していただいた物品を入れて、世界の子供たちに贈りたいと考えています。

【令和6年度】コトセン株式会社との連携

コトセン株式会社(倉敷市児島)は、持続可能な開発目標「SDGs」の精神を企業活動に取り入れ、社会課題の解決による持続可能な循環型社会の実現に貢献しておられます。繊維加工における安全性や環境負荷低減などに配慮した「倉敷染」は、人と環境にやさしい安全認定ブランドです。資源の有効活用として、布の切れ端をフェルト生地として再利用され、アップサイクル生地を使用したオリジナルウェア「ラダー」などの製品の開発にも取り組んでおられます。

コトセン株式会社様から、廃棄される岡山デニムの一部を提供いただき、支援バックなどの材料として活用しています。

放課後や文化祭の展示ブースで、支援バック作りに参加できます。社会貢献活動の1つとして一緒に取り組みましょう。                     

<コトセン株式会社様から提供いただいたデニム、それらを活用した支援バック作り>

【令和6年度】第1回食育講習会「 日本の伝統的な食文化である和食について~講話・調理体験(胡瓜の飾り切り・寿司・みそ汁)(7月22日 )

第1回食育講習会では、(有)寿司・割烹 喜怒哀楽 会長 難波 康男先生を講師として、和食をプロの職人の方から学びました。    

【生徒の感想】(一部抜粋)

● 実際にキュウリの飾り切や寿司の握り方など調理技術だけでなく、人として大切な「挨拶」について、難波先生の実体験を通して教えていただき、これからも挨拶を大切にしていこうと改めて感じた。そして、夢や目標を持ち、その夢を叶えられるようにいろいろなことに取り組んでいきたいと思う。飲食業の仕事は、生きていく上で必要不可欠な食に関する仕事なのでとてもやりがいのある仕事だと思う。また、アレルギーや接客態度など多くのことに配慮する必要があるので、責任感を持たなければいけない職業だと感じた。

● 難波先生の人生や考え方を教えていただき、これからの生活に取り入れてみようと思うことがたくさんあった。私も目標や夢を持ち続け、毎日を楽しみながら1日1日を大切に過ごしていこうと思う。自分で作ったお寿司は格別で、「食べる」ということは人を幸せにすると改めて感じた。人を幸せにすることができる飲食業はとてもやりがいのある大切な職業だと思った。特に和食は見た目の美しさだけではなく、おいしく食べてもらうために細やかな工夫が施されていることを、講習会で知ることができた。短い時間ではあったが、伝統的な日本食の作り方を体験したことで、日本人として少し成長できたのではないかと思う。海外の人と交流する機会があれば、今日学んだことを伝えようと思う。

【令和6年度】きゅうり切りに挑戦!

 調理の基礎技能の習得をめざし、きゅうり1本を小口切り、乱切り、斜め薄切り、千切り、拍子木切りの5つの切り方で時間内に切る実技テストを行いました。各自家できゅうりの切り方の練習をしました。トントンと響く周りの包丁の音に緊張して、なかなか15点満点を取ることはできませんでした。

どれも基本的な切り方なので、これからも使えるように練習していきたいと思います。

切ったキュウリは、6月に仕込んだ「塩麹、ひしお味噌」で試食しました。

塩麹は、塩辛いだけでなく、甘みを感じます。ひしお味噌は、麦や大豆の麹を使ってあるため、甘さもあり、きゅうりが進みます。

【令和6年度】布マスクほどき(7月5日)

クラブ員全員で国から支給され、眠ったままの布マスクを回収し、それをほどく作業をしました。全部で約300枚のマスクをほどくことができました。ほどいたマスクは、広げてアイロンをあて、2学期に、「ふわふわガーゼハンカチ」に仕立てていく予定です。ガーゼは薄いのでミシンで縫うには難しそうですが、丁寧に仕上げていきたいと思います。

【令和6年度】 発酵食品づくり

米麹を使った「塩こうじ」「甘酒」、ひしおこうじを使った「ひしおみそ」を実習で作りました。

実物の麹を観察した後、手分けをして仕込みをおこないました。甘酒は柔らかく炊いたご飯に混ぜるだけでできあがり、混ぜ具合や香りが変化していく様子を体験することができました。塩麹は、お湯に塩を溶かし、その中に米麹を入れて40℃で3時間ほど発酵させることで完成です。ひしおみそは、醤油とひしお麹と混ぜ合わせるだけでできあがります。できあがった発酵食品はきゅうり切りの実技テストの際に試食をします。

【令和6年度】食品科学講演会  (6月12日)

1年次対象に食品科学講演会を行いました。美作大学の桑守先生から「発酵食品と微生物のかかわり」というテーマで講演をしていただきました。

食品とは何か?から始まり、発酵と腐敗の違いや発酵のしくみについて詳しく講演をしていただきました。講演の後には、実習で発酵食品づくりが予定されているので、どのような変化が起こるのか楽しみながら実習に挑みたいと思います。