作成者別アーカイブ: tuyama01

学校開放のお知らせ

津山中学校・高等学校では11月21日(金)に学校開放を行います。当日の日程は以下のとおりとなっています。是非学校へお越しください。

【日  時】令和7年11月21日(金)

【対  象】本校保護者、学校評議員、SSH運営指導委員、地域の方々

【受  付】 9:15~15:25

【授業公開】 2~7限(9:35~15:25)

※参観を希望される方は事務室横で受付をお願いします。

※当日駐車場はありませんので、ご注意ください。

山岳同好会 泉山登山

11月15日(土)の土曜講座後、山岳同好会で鏡野町の泉山に登りました。奥津の紅葉祭りが行われている時期で、泉山周辺もきれいに色づいていました。山頂では、前日に誕生日を迎えた部員のお祝いとしてお菓子をたくさん並べました。今回も笑い声の絶えない楽しい登山になりました。

理数科サイエンス探究Ⅱ(課題研究)校内発表会のご案内

今年度も理数科2年次生が「サイエンス探究Ⅱ」で1年間取り組んだ課題研究の成果を発表します。津山高校理数科2年次生が挑んだ研究発表にご期待ください。
また,本校理数科生徒と中学生の交流会も行います。津山高校理数科に興味のある方は,ぜひともご参加ください。

参加を希望される中学生の方は、お手数ですが事前申込みをお願いします。
(申込みについては下記の<事前申込み>をご覧ください)

【内 容】

<日にち> 2025年12月13日(土)

<時 間> 9:00 ~ 12:30 (受付 8:30~)

<場 所> 岡山県立津山高等学校 100周年記念館 1階ホール

  • 発表会の後は理数科2年次生と中学生との交流会を予定しています。(12:00~12:30)
  • 駐車場は南駐車場をご利用ください。(下記のPDFファイルをご参照ください)

【事前申込み】

電子申請を基本としています。
下記の「① WEBでの申込」から入力フォームにアクセスしていただき、
メールアドレス・電話番号 ・中学校名・ 氏名学年・交流会参加希望の有無 等を入力してください。

また、FAXでの申込みを希望される場合は、
下記の「② FAXでの申込み」からFAX送信票をダウンロードし、ご利用ください。

① WEBでの申込み

11月21日(金)10:00~12月5日(金) 17:00の期間に下記のバナーから行うことができます。

② FAXでの申込み


【お願い】

  • 受付を用意します。必ずお立ち寄りください。
  • 体調がすぐれない場合、来場はご遠慮ください。

英語公開授業

11月12日(水)の授業実践日に行った2つの授業を紹介します。

①「AIを活用した高校生の英語4技能向上プロジェクト」に係る公開授業(論理表現Ⅱ)を行いました。授業の中では、AIプログラムとしてGELP(ジェルピー、ベネッセコーポレーション)を使用しました。自由英作文をAIに添削してもらう様子を含めて、和文英訳の学習や言語活動を多くの他校の先生方にも見ていただきました。生徒も緊張気味でしたが、普段の英語学習の頑張りを見ていただけたと思います。

②指導教諭の公開授業として、英語コミュニケーションⅠの授業を行いました。Lesson 10のエルトゥールル号海難事故をめぐる日本とトルコの関係を描いたストーリーをAIの作画機能を使って4コマ漫画にして、教科書で学んだ英語を用いて1分で説明する活動を行いました。GTECのスピーキングテストの対策も兼ねて、楽しく取り組むことができました。

SSH地球環境研修(1年次生理数科対象)

SSH地球環境研修(1年次生理数科対象)を11月8日(土)に行いました。

 本年度も鳥取大学農学部フィールドサイエンスセンター「蒜山の森」で研修を行いました。本年度も天候に恵まれ、鳥取大学の演習林での研修が実施できました。

 午前中の研修では、一般財団法人日本菌蕈(きんじん)研究所、主任研究員、牛島秀爾先生の指導の下、演習林の植生の観察とキノコの採集を行いました。

演習林ではカエデやカラマツの紅葉が見ごろで美しい景色の中での散策が楽しめました。また、キノコの採集も順調でムキタケやスギヒラタケ、スッポンタケなどの多くのキノコが採集できました。昼食には、採集した「森のフカヒレ」とも呼ばれるムキタケの美味しい吸い物を研修センターの方が調理してくださいました。新鮮で、温かく美味しいお吸い物を堪能して生徒は喜んでいました。

午後は、牛島先生による菌類の講義を聞き、屋内でキノコの培養実習を行いました。

培養実習ではエリンギやマイタケ、シイタケやムキタケなどを培養プレートに殖菌し、持ち帰ることができるように行いました。牛島先生による丁寧な説明もあり、生徒は好奇心旺盛に取り組んでいました。

研修の最後に、生徒は研修の成果をまとめました。特に日常的には気にもとめなかった、菌類などの分解者が地球環境の保全に果たす役割を実感できたことに生徒は意義を見出していました。

〈生徒感想(一部抜粋)〉

・「キノコ」というものが1つのカテゴリーとして、形やにおい、生息地域などいろいろな種類があるとても深い存在だということを感じました。林の中を探し回ってみると、草木の中にまぎれて様々なキノコを見つけることができました。キノコそれぞれに住みやすいや環境や繁殖のしやすさなどの理由からここに生息しているのかな等と考えると面白かったです。大きな森林の中で「キノコ」だけを目当てに探すというのはとても大変でしたが、木陰の日常では見ないようなところをじっくり探し歩くのはとても楽しかったです。また、キノコの培養実験は私にとって、今までに行ったことのある生物の実験観察の中で最も「研究者みたい」だと感じられるものでとてもワクワクしました。無菌状態を常に意識し、観察物だけでなく、道具や環境にまでにここまで配慮した実験は初めてだったので貴重な体験になりました。数日、数カ月後どのような様子になるのかがとても楽しみです。家の近くや登下校路などの身の回りにあるキノコにより興味をもって生活していきたいと思いました。

・演習林での植生の観察は自然というものを体で感じることができた。道をはさんでそれぞれ別の植生が広がっていたり、特定の植物にしか生えないきのこがあったり、今まで知らなかったことや気にしていなかったことなどを知ることができた。山の中でみるところを変えると見える世界そのものが変わるのだと気づいた。これからは少し足元にも注目して、きのこや植物にも目を向けていきたい。きのこの培養実験は、思っていたよりも工程自体は簡単だったが、厳密に雑菌を取り除いて実験を行おうと思うとより大変で、再現性を確保することが難しそうだと思った。また今回の地球環境研修は自然科学の体験だけでなくクラスメイトとの親睦を深めることもできたと思う。今後もこのような機会があれば積極的に参加して、科学的な体験を積むだけでなく、人と関わるつながりにもしていきたい。

山岳同好会 毛無山登山

11月2日(日)に山岳同好会で新庄村の毛無山を登りました。曇り空でしたが、紅葉が美しく、道中の会話で盛り上がって楽しい登山となりました。下山後はふもとの田浪キャンプ場でバーベキューをしました。おいしい焼肉や焚火でみんな大はしゃぎでした。

メディカルサイエンスⅠ(MSⅠ)第3回ワークショップ

10月11日(土)に、ピースウィンズ・ジャパンの稲葉基高先生(本校理数科卒)をお迎えし、メディカルサイエンスⅠの第3回ワークショップを行いました。

稲葉先生は、ピースウィンズ・ジャパンのプロジェクトの一つである「空飛ぶ搜索医療団ARROWS」で医師として、災害緊急医療支援を行っていらっしゃいます。ワークショップでは、東日本大震災やミャンマー地震など、多くの支援活動を紹介しながら、災害支援活動を行う医師としての経験を伝えてくださいました。また、高校時代から現在まで悩んだことや学んだことなどの先生の経験を伝えてくださいました。生徒は、人生を進んでいくうえでのヒントとともに活力を得ることができたはずです。

最後に、聴講した生徒の感想を一部紹介します。

・今回の講演から医療従事者には柔軟な思考が必要だと感じました。導入で医療人や医学生はどうしても自身の中にある専門的な常識で物事を判断するので、患者にとっての日常や常識とは異なるのだと知りました。これは稲葉先生のお父さんが緊急搬送されたとき医師たちと患者の親族との差を実感したというお話から得たものです。この稲葉先生の経験は私達にとって非常に衝撃的なもので医療人を目指す身として、そして診てもらう身としても考えさせられるものでした。柔軟な思考とはまた別かもしれませんが患者の立場から考える必要があると思いました。長い勉強の道のりで何を念頭に置いていたか尋ねると、稲葉先生はとにかく目の前のことをやり遂げていたとおっしゃいました。一つ一つ目前のゴールに向かう姿勢はたいへん素晴らしく思い今後、私もまずは眼の前の課題に向かって進みたいと思います。悩むよりも挑戦することを心がけたいです。今回はよりグローバルかつ先進的な医療の講演でした。医療の生き生きとした面や厳しい面を知り、医療への理解をまた一つ深めることができました。医療の分野や選択を広げられた良い機会でした。ありがとうございました。

・専門性の高さはその分野の解像度を上げることができるが、一方で視野が狭くなっていくことも頭に置いておかなければならないということを知りました。授業で習うような知識や技術だけでは、実際の現場で行動することができず、常に予想外のことに対応する柔軟性の重要性を改めて知りました。被災地に赴いて支援を行う際には、被災者のことだけではなく支援者である自分たちのことについて考えることも大切だと知り、意外な視点で驚きました。医師が絶対的であるというパターナリズムが批判され、当事者が自分自身で決定する考え方が主要な今日ですが、その選択には実際になってみないとわからない大きなストレスと後悔を伴うのだと知りました。人の命を終わらせる手段を取る立場になったら自分はどのように考えるのかも想像がつきません。だからこそその場に立ち会わせる人になるためには相当の覚悟が必要なのだと気付かされました。お金がないから病院にいかない海外の人の話を聞いて、誰もが持っている医療を受ける権利が十分に守り切れていないのだと知り、どんな人にも医療が身近になって親しみやすいものになったらいいのにと思いました。

ナチュラルサイエンスI(NSⅠ) 第3回ワークショップ

10月11日(土)、岡山大学の石野宏和先生をお招きし、高校2年生を対象としたナチュラルサイエンスⅠワークショップを行いました。

石野先生には、研究テーマの一つである宇宙マイクロ波背景放射に関するご研究や、物質の最小単位である素粒子と広大な宇宙との深い関わりについて説明していただきました。先生の研究の一端を通して、宇宙物理学の最先端がどのような世界であるのかを垣間見ることができました。

生徒たちは事前学習を経てワークショップに臨み、石野先生のお話に熱心に耳を傾けていました。また講演後、積極的に質問をし、宇宙や素粒子に関する理解・興味を深めることができました。

最後に、生徒の感想を紹介します。(一部抜粋)

・宇宙という途方もなく大きなものを知るために一見関係ないような素粒子というとてつもなく小さなものについて研究する必要があることに驚いた。私達人間は光が無いと何かを見ることができないため、宇宙マイクロ波背景放射までしか見ることができないが、いつかビックバンやインフレーションについて詳しく知ることができる日が来たら良いなと思った。

・宇宙論については自分自身とても興味がある分野だったので様々な現在の研究について聞くことができてとてもいい経験でした。かつて宇宙が発生したときの光が宇宙空間に今なお漂い続けているということがとても不思議で興味がそそられました。

・今回のワークショップで、宇宙の最初のでき方などがよく理解できた。しかしインフレーションは起こっただろうということがわかっているが証明はできていないというところで、宇宙のことはわからないことだらけなんだなと感じた。中学の時に知ったニュートリノという素粒子はとてもすごいものだったんだとわかり、その研究を進めれば様々な宇宙のことにつながると思い、宇宙に少し興味をもった。

山岳同好会 那岐山登山

2025年10月25日(土)に山岳同好会で那岐山登山に行きました。土曜講座のあとでお腹が空いていたので、まず肉を焼いて食べ、それから登山道へ。頂上付近では遅めの紅葉が始まっていました。曇ったり小雨が降ったりの天気でしたが、いろんな話しをしながら楽しく登りました。

1年次生英語研究授業

10月24日(金)に1年次生の英語の研究授業が行われました。英語コミュニケーションⅠの宇宙エレベーターがテーマの授業で、教科書に載っている解説図を使って英語で説明をする練習をしました。グループやペアで話し合ったり、重力と遠心力の関係を体で表現したりして、楽しい授業になりました。