「メディカル・サイエンスⅠ」(2年生対象)の第2回ワークショプを6月28日(土)に実施しました。
今回は、津山中央病院から武田洋正先生、平山真妃先生に来校いただき、医師の仕事に関する講演をしていただきました。
まず、平山先生からは、大学医学部での生活や国家試験を目指すための勉強について詳しく教えていただきました。国家試験を目指す大変な勉強を、大学生活を充実させながら乗り切るための具体的な話が生徒に印象的でした。
また、武田先生からは医療現場の実際と、医師に向く適性のお話を聞くことができました。医師が常に勉強することで、患者となられた方の利益につながること、コミュニケーション能力も医師にとって大切な適性であることなどを、具体的な例を交えて詳しくお話いただけました。
武田先生、平山先生は本校の卒業生でもあり、講演後は生徒からの質問に丁寧に答えていただきました。生徒の感想からも医師を目指すための心構えを知る大変貴重な機会となりました。
【生徒の感想から】
・武田先生の講演で、医師の仕事内容や実情について知ることができた。医師の仕事は外来診療のイメージがあったが、それ以外にもやることがたくさんあると分かった。年齢が上がると診療以外の仕事が増え、異なるスキルが必要になると言われていたことにとても納得した。医師は勉強の連続だが、学んだことは患者さんに還元できるので、勉強し続けることは必要だと改めて理解した。話を聞いていて、気付かされることがたくさんあったので、聞いていてとても興味深かった。医師の仕事は大変だが、その分やりがいがあるので、自分も医師になれるように頑張りたい。貴重な講演をありがとうございました。
・平山先生の講演で、医学部に入学して6年間何をするのか、何を学ぶのかを詳しく知ることができた。マッチングの仕組みや医師国家試験以外にもテストがあることを初めて知った。医学部には授業を選ぶという概念がなく、1つでも単位を落としたら留年なので、友達や先輩などとの情報交換が大事だと言われていたのが印象に残った。大学受験も情報戦だと思うので、分からないことは先生に聞いたり、自分で調べることに気をつけたい。貴重な講演をありがとうございました。