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理数科サイエンス探究Ⅱ(課題研究)校内発表会のご案内

今年度も理数科2年次生が「サイエンス探究Ⅱ」で1年間取り組んだ課題研究の成果を発表します。見ごたえのある発表をご期待ください。
また,本校理数科生徒と中学生の交流会も行います。津山高校理数科に興味のある方は,ぜひともご参加ください。

参加を希望される中学生の方は、お手数ですが事前申込みをお願いします。
(申込みについては下記の<事前申込み>をご覧ください)

【内 容】

<日にち> 2024年12月14日(土)

<時 間> 9:00 ~ 12:30 (受付 8:30~)

<場 所> 岡山県立津山高等学校 100周年記念館 1階ホール

  • 発表会の後は理数科2年次生と中学生との交流会を予定しています。(12:00~12:30)
  • 駐車場は南駐車場をご利用ください。(下記のPDFファイルをご参照ください)

【事前申込み】

電子申請を基本としています。
下記の「① WEBでの申込」から入力フォームにアクセスしていただき、
氏名・中学校名・学年・メールアドレス・電話番号・交流会参加希望の有無 等を入力してください。

また、FAXでの申込みを希望される場合は、
下記の「② FAXでの申込み」からFAX送信票をダウンロードし、ご利用ください。

① WEBでの申込み

11月22日(金)10:00~12月6日(金) 17:00の期間に下記のバナーから行うことができます。

② FAXでの申込み


【お願い】

  • 受付を用意します。必ずお立ち寄りください。
  • 体調がすぐれない場合、来場はご遠慮ください。

【山岳同好会】毛無山登山

2024年11月17日(日)に、山岳同好会は毛無山(新庄村)登山を行いました。

小雨の予報でしたが、メンバー(全員兼部)の都合が合うのがこの日だったため、気温も風も問題ないと判断して決行しました。

山頂は雲がかかったり切れたりでしたが、非日常的な光景を見ることができました。下山中に雨が降り始め、雨に濡れた紅葉の深い色合いを楽しむこともできました。

下山後は田浪キャンプ場でたき火をし、定番のマシュマロを焼き、昼食を取ってから帰りました。車中ではクイズやしりとりで盛り上がり、生徒同士の交流も深めることができました。

美作サイエンスフェア2024のボランティアに参加しました

9月21日(土)「美作サイエンスフェア2024」が美作大学を会場に開催され、本校から80名の生徒がボランティアとして参加しました。

美作サイエンスフェアは、美作地区の理科好きの小中学生を募集し、美作地区の高校生と津山中学生が中心となって理科の実験を体験してもらうイベントです。

今年の美作サイエンスフェアは、前年度までのコロナ禍での開催から変更され、制限のない開催が久しぶりにできました。その中で12の実験ブースが用意され、子供から保護者の方まで楽しんでいただきました。

ボランティアの生徒は、「実験のお兄さん、お姉さん」となって子供たちと楽しく交流していました。実験を子供たちに説明しながら体験してもらう経験は、生徒たちにとっても貴重なものとなりました。

≪体験ブース≫ご協力ありがとうございました!!

1.キラキラ浮沈子をつくろう!〔津山工業高等専門学校〕

2.不思議なコマを作って回そう!〔津山工業高等専門学校〕

3.パンを焼いてみよう!〔美作大学〕

4.人工イクラを作ってみよう!〔美作高校〕

5.「ぶるる」を使って建物の耐震性を学ぼう!〔岡山建築士会〕

6.ドライアイスで様々な現象を体験しよう!〔津山中学校〕

7.ねり香水をつくろう!〔津山高校〕

8.不思議レンズ~レンズを使って物を見ると?~〔津山高校〕

9.シャボン玉で遊ぼう!〔津山高校〕

10.空飛ぶ種を折り紙でつくろう!〔津山高校〕

11.錯覚の不思議!〔津山高校〕

12.紙コップで遊ぼう!〔津山中学校〕

ナチュラルサイエンスⅠ(NS I)第3回ワークショップ

10月5日(土)にナチュラルサイエンス(高校2年次生対象)の第3回ワークショップを行いました。

今回のワークショップでは、滋賀大学大学院教育学研究科に所属されている山岡武邦先生をお迎えして実施しました。山岡先生はもともと高校理科の教員をされており、理科教育に関する話も交えながら、データサイエンスとはそもそも何か、またデータサイエンスが重要視されるようになった背景、統計に関する話もして下さいました。ChatGPTを活用した演習も行うことができ、終始、楽しみながら講義を受けることができました。

〈生徒の感想(一部抜粋)〉

これまでデータサイエンスというと統計学だという印象だったが、今回のワークショップを通して、この分野にはパソコンを扱うコンピュータサイエンスやビジネスなど色々な領域の融合だという事が分かり、さらにその汎用性と有用性の高さから教育も含め色んな分野での分析に使われていることが分かりました。
今まで平均値や偏差値はそういう数字だとしか思っていなかったが、データを扱う際にはその代表値が表す意味を正しく理解することも大切だと思います。

私は課題研究でまさにPPDACサイクルを意識した実験研究を行っており、その分析の過程で有用なエクセルの機能やサイトを知ることができたのは大きかったです。
エビデンスに基づく考察を意識し、データと代表値が意味するところをしっかりと理解しながら実験値の分析を行っていきたいと思います。ありがとうございました。

言葉にはゆらぎがある、という言葉が印象的だった。データをもとに統計値を出すことの意義が分かった。また、統計と心理学という縁がなさそうな分野同士でも応用することで深い学びを得ることができるのだなと思った。これからはもっと統計値の特性を理解してデータを客観的に捉えることができるようになりたい。

統計学を基に、莫大なデータで溢れているこの世の中を、傾向を抽出することによって読み解くことができるうということに、ロマンを感じました。データサイエンスはこの先大学で研究するうえで重要なスキルになってくると思うので、身につけていきたいです。

ソーシャルサイエンスⅠ(SSⅠ) 第3回ワークショップ

10月5日(土)、本校の卒業生でもある日本大学 危機管理学部教授 福田 充先生をお迎えし、ソーシャルサイエンスⅠの第3回ワークショップを開催しました。

生徒たちは、福田先生からいただいた「世界平和は実現できるか?」というタイトルで事前にレポートを作成し、ロシア・ウクライナ戦争、イスラエルのガザ地区侵攻について起きた原因を踏まえながら考えを深めていましたが、先生のご講演や先生との議論により、新たな視点に気がついたり、議論することの楽しさに気がついたりするなど、今までにない刺激を受けることができました。

また、今回のワークショップでは答えがないものについて議論を行ったので、多角的に考えることを通して生徒に多くの気づきがあったはずです。

福田先生、この度はお忙しいところ、ご講演いただきましてありがとうございました。

生徒の感想(一部を紹介します)

元々ニュースで戦争について目にしたことがあり、興味を持っていたので、今回詳しく調べてみて、複雑な世界情勢や解決の難しさを改めて感じました。 福田先生のお話の中で、解決策は未だわからないと聞き、衝撃を受けました。しかし、そこで諦めるのでなく、自分なりに学んで答えを今後見つけていきたいと思いました。

今回はロシア・ウクライナ戦争とイスラエルのガザ地区侵攻をテーマに世界平和の実現について考えたが戦争や紛争など複雑なバックグラウンドがあり答えのない問いに挑むことの難しさを感じた。しかし、答えのない問いは社会に溢れておりその課題を追い求めていくことが大学やその先の研究だとわかった。また、世界の諸問題について私たちは主体的に考え、意欲を持ち行動することが大切だと学び、これからSNS等で発信が容易となった社会で自分の意見を表明することが重要だと思った。

日本を始め世界には危機管理学というものが広まっていない、発展していないことを知ったし、自分自身もそのような学問があることを初めて知った。福田先生が先頭に立ってこの学問を始めたのも、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件などの体験からといったものが動機となったことも印象深かった。講演の途中で、どうしたらよいのだろう、わたしにできるこはあるのだろうかなど、無意識のうちに考えたりしていた。

これまでは世界情勢などにあまり関心がなかったので、戦争の現状やその背景などを知る機会がなく、戦争と聞いてもどこか他人事のように感じていた。事前課題で初めて戦争について詳しく調べたが、調べれば調べるほど複雑に絡み合った背景が明らかになり、解決策はないのではないかと思うようになった。だが、今回のワークショップで答えのない問であっても考え続けることが大切だとわかった。また、最後に福田先生が皆さんのレポートからは怒りや悲しみが感じられなかったと仰っていたのが心に残った。

土曜講座に武藤順九さんの「寺子屋」がやってきた![9/21(土)]

津山高校の土曜講座に世界的芸術家・武藤順九さんをお招きしました。

 どれだけすごい人かというと、ローマ教皇の公邸に史上初めて抽象彫刻が永久設置された彫刻家であり、国連ユネスコ本部にも絵画作品が永久設置された画家でもあります。
  そんな武藤順九さんは現在、日本各地で「寺子屋プロジェクト」を展開しています。これは墨による表現活動で、「日本人の美意識」をつくり、「未来の日本を背負っていく」若人たちが「日本古来の伝統や心を持つ、本当の意味での世界市民となる」ための活動ということだそうです。
 18名の参加生徒たちは、世界から見た日本の素晴らしさと危惧について武藤さんからお話を聞いたのち、6メートルの巻紙に各々の思いをもって創作活動を行いました。その後、体育館で全作品を一望する鑑賞会を開き、作品を堪能しました。
  津山高校は、広い教養を身に付けられる活動も大切にします。

【参加生徒の感想】抜粋
・この寺子屋に参加したことで、筆や墨、水での新しい表現のやり方、日本の伝統を守ることの大切さを改めて感じることができた。また、いつかこの巻物を描くとき、私は何を描くのだろうと考えた。

・心を空っぽにして描くということは今までしたことがなかったので、最初はどうしたらいいか迷った。最初は周りの目が気になって、思い切ってできなかったが、だんだん集中して自分の心に向き合うことができた。今回武藤先生がくださった言葉、経験を忘れないようにしたい。

・巻物に何か描いたことがなかったのでとてもワクワクしました。順九先生の授業はとても面白く、興味深かったです。この講座に参加してよかったです。

・武藤先生のお話を聞いて、いつも通っている津山の街並みは特別なものであるということを知って驚いたとともに、私たちがこの街並みを守らなければならないのだという強い使命感を感じました。「葉っぱの一生」を描くときは、無心になって何かに没頭するということは普段できないので、とても楽しかったです。

秋の学校説明会のお知らせ

下記の日程で津山高校の学校説明会を開催します。

日 時
2024年11月9日(土)

13:00 ~   受付
13:30 ~ 14:30 説明会
14:30 ~ 16:00 部活動見学または在校生との座談会

【場 所】 
岡山県立津山高等学校
100周年記念館 1階ホール

当日は駐車場はありません。
申し訳ありませんが、公共の交通機関を御利用ください。

【内 容】 

・津山高校の特徴について
・SSHについて
・令和7年度入試について
・その他



併せて情報紙いざよい4号(裏面)もご覧ください。

【R5年度】コトセン株式会社との連携

コトセン株式会社(倉敷市児島)は、持続可能な開発目標「SDGs」の精神を企業活動に取り入れ、社会課題の解決による持続可能な循環型社会の実現に貢献しておられます。繊維加工における安全性や環境負荷低減などに配慮した「倉敷染」は、人と環境にやさしい安全認定ブランドです。資源の有効活用として、布の切れ端をフェルト生地として再利用され、アップサイクル生地を使用したオリジナルウェア「ラダー」などの製品の開発にも取り組んでおられます。

コトセン株式会社様から、廃棄される岡山デニムの一部を提供いただき、支援バックなどの材料として活用しています。さらに、賞味期限の切れたお茶、紅茶、コーヒーを使って、古い生地を染め直して、支援バックの布として、活用しています。

放課後や文化祭の展示ブースで、支援バック作りに参加できます。社会貢献活動の1つとして一緒に取り組みましょう。                     

<コトセン株式会社様から提供いただいたデニム、それらを活用した支援バック作り>

【R5年度】食育講習会「満足一人ご飯講座~1人でも作れる!かんたん朝ごはん~」(10月)

美作保健所から保健師さん、栄養委員さん、管理栄養士を目指して勉強をされている美作大学の学生さんをお招きして「1人でも作れる!かんたん朝ごはん」をテーマに講習会を開催しました。献立は「3色おにぎらず」「やさいたっぷりみそ汁」です。

おにぎらずには、鮭フレーク、ゆでたまご、さやいんげんを入れました。みそ汁は煮干しでだしをとり、かぼちゃやにんじんなど身近なやさいをたっぷり入れました。講師の先生から、調理のコツを教わりながら作っていきました。

また、美作大学の学生さんから朝食の大切さや野菜をしっかりとることのメリットについて話を伺いました。将来1人暮らしをしたとき、野菜をしっかりとることができるか不安でしたが、市販のカット野菜や冷凍野菜、総菜なども活用して、主菜や汁物に野菜をプラスすれば補うことができるとわかり、これなら自分にもできそうだと自信につながりました。

 講習会で教えていただいたことを家庭クラブ新聞としてまとめ、役員から各クラスに報告をしました。

【令和6年度】 十六夜祭 文化の部 家庭クラブ展示、体験コーナー(9月5,6日)

家庭クラブの展示コーナーでは、「SDGsの視点で活動しよう」というテーマで、津山高校家庭クラブの活動を見直し、企業(株式会社コトセン)と連携した活動の報告や、新聞記事からSDGsの視点で考えてみようというテーマで、ポスター発表をしました。

体験コーナーでは、「届けよう!!子供たちに笑顔を!!」をテーマに、教育を受けられない世界の子供たちに贈る「支援バックづくり」や、ほどいた布マスクで「ハンカチを作るコーナー」、「メッセージを書いてもらうコーナー」などを作りました。

支援バックの布には、倉敷の㈱コトセン様から提供いただいた「デニム」の布などを活用し、廃棄される小さい布も飾りとして使い、多くの枚数を製作することができました。

また、支援バックに入れるノートや鉛筆などの文房具、タオルなどについても多くの皆さんの温かいご協力をありがとうございました。2学期も引き続き、文房具などの回収をしていますので、引き続きご協力をお願いします。3学期に、完成した支援バックに、皆さんに協力していただいた物品を入れて、世界の子供たちに贈りたいと考えています。