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【令和4年度】食育講習会「冬の寒さに負けない体作り~さつまいもご飯・豚汁」

 11月に「冬の寒さに負けない体作り」をテーマに食育講習会を実施しました。

 献立は、今が旬のさつまいもを使った「さつまいもご飯」と野菜をたっぷり使った「豚汁」です。

 さつまいもご飯は炊飯器で炊くだけでできあがるのでとても簡単でおすすめの料理です。豚汁は、家にあるものや季節に合わせていろいろな食材を使って作ることができ、1つのお椀でしっかり栄養がとれる満点汁物です。この日は、津山産のごんご豆を使って仕込んだごんごみそを使って調味しました。おなかいっぱい、からだもぽかぽかの講習会になりました。

 講習後には家庭クラブだよりを作成し、各クラスに伝達・掲示し、講習会の感想やレシピのポイントなどをクラブ員に伝えることができました。

【令和4年度】牛乳・乳製品コンクール 入賞

 夏休みに開発した乳製品レシピを「牛乳・乳製品料理コンクール岡山県大会」に応募したところ、本校1年次生の河合さんが予選を突破し、代表に選ばれ10月の県大会に出場しました。

 河合さんの開発したレシピ「ミートボールのグラタンシチュー」は、ミートボールにピーナッツを加えて食感を良くし、牛乳をたっぷり使ったルーには米粉を利用してとろみをつけています。また仕上げにチーズをのせグリルで焼き上げることで、香ばしい風味が加わったボリューム満点の一品です。

 家の人にアドバイスをもらったり、クラブ員も一緒になり何度も試作を重ねてコンクールに挑みました。県大会出場した10人と競い、緊張しながらも60分の時間内に料理を完成することができ、優良賞を受賞しました。おめでとございます。

【令和4年度】教育を受けられない子供たちへの支援バッグ活動(令和5年3月)

  教育を受けられない世界の子供たちへ送る支援バッグと支援品の荷造りを行いました。

 今年度も多くの人の協力によりたくさんの支援品が集まり、一人ひとりの小さな力を大きな力にすることができました。支援バッグには毎年メッセージカードを添えています。カードには英語でメッセージを書き、折り紙や切り紙作品を貼ったり、子どもたちが喜びそうなイラストを書き加えいました。これからも活動を継続し、教育を受けられない世界の子どもたちを支えていきたいと思います。

<お礼の手紙>

【令和4年度】折り紙検定

 12月に1年次生の家庭科の授業で、保育領域の学習の一環として折り紙検定に挑戦しました。保育検定3・4級レベルの折り紙作品6つを30分で仕上げる検定です。折りずれを作らない、手順やポイントを守って規定通りに仕上げることが重視されます。検定に向けて放課後などを利用して練習をしてきました。

 「かぶと」といったなじみのある作品もあれば「椿」のように、やや複雑な作りになっているものもあります。検定中はみんな黙々と集中して満点を目指して取り組みました。身についた折り紙技術は、メッセージカードづくりなどの活動で役立てていきたいと思います。

【令和4年度】保育園・幼稚園・福祉施設への訪問

 12月に、家庭クラブ員全員で布マスクをほどいて手作りした「ふわふわガーゼのハンカチ」や「食育カレンダー」などを、メッセージカードをつけて近隣の幼稚園、保育園、福祉施設に届けることができました。中学生が作った「ポケットティッシュカバー」も一緒に持参しました。

 コロナ禍のため、短い訪問時間でしたが、園の子ども達や福祉施設の方々に大変喜んでいただくことができました。食育カレンダーを見ながら元気に過ごしてもらいたいと思いました。

 後日、保育園の子どもたちからお礼のメッセージカードが届き、丁寧に折られた折り紙やかわいらしい私たちの似顔絵が描かれていてとても感動しました!布のマスクをほどくのはとても大変でしたが、子どもたちの笑顔を見ることができてとてもうれしかったです。

 さらに、この取り組みは新聞に取り上げられ、記事を目にした県内の多くの方から、励ましのメッセージやマスクの寄付をいただきました。思わぬ反響に大変驚きましたが、私たちの活動を多くの人に知ってもらうことができこれからの励みになりました。

【令和4年度】食育カレンダー

 毎年クラブ員で食育カレンダー作りに取り組んでいます。

 食育行事や年中行事を盛り込みながら、津山高校家庭クラブオリジナル食育キャラクターを使ってデザインを考えました。
できあがったカレンダーは食物教室前の廊下に掲示しました。多くの生徒が足をとめ、食育や年中行事について考えていました。

 また、完成した食育カレンダーは12月に津山市内の幼稚園、保育園、福祉施設などに持参する予定です。

【令和4年度】家庭クラブ十六夜祭(令和4年9月8日(木)・9日(金))

 今年度、 十六夜祭 での家庭クラブの展示として、次のような取り組みをしました。

津山高校オリジナル食育教材の展示コーナー

 紙芝居、地産地消食育かるた、食育カレンダーなどを展示し、生徒の皆さんに楽しみながら食育教材に触れてもらうことができました。

食育レシピ展示

 乳製品や野菜をたっぷり使った高校生の朝ごはん献立、発酵食品を使った料理、地元の特産品を活用したレシピなど、夏休みにクラブ員が考えたレシピを展示しました。多くのクラブ員が工夫を凝らした料理やお菓子を考えたり、我が家に伝わる伝統の料理を教えてもらうなど見ていてとても勉強になりました。レシピを参考に新しい料理に挑戦してみようと思いました。

教育を受けられない世界の子どもたちへの支援バッグ活動

 支援バッグ活動の紹介、支援品への協力について呼びかけをおこないました。

 また、布マスク作りや支援品に添えるメッセージカード作りなどを体験してもらい、支援品として提供してもらいました。そして文化祭当日はノートや鉛筆などの文房具類、タオルやマスクなどをたくさん支援していただきありがとうございました。家庭クラブでは年間を通じて支援品を受付ていますので引き続きご協力をお願いします。

【令和4年度】きゅうり切りに挑戦!

 7月は、きゅうり1本を小口切り、乱切り、斜め薄切り、千切り、拍子木切りの5つの切り方を5分以内で切る実技テストに挑戦しました。
家庭基礎の授業のなかで、基本的な包丁の扱い方と野菜の切り方を習得することを目的に実施しています。本番に向け家でしっかり練習をしてきましたが、緊張していつもより厚く切ってしまったりと15点満点をとることはなかなか難しかったです。

 切ったきゅうりには、発酵食品実習で作ったひしおみそ、塩麹を添え、併せて甘酒も試飲しました。発酵させることで生まれるうまみを味わうことができ、発酵のすごさを実感することができました。

 実技テストをきっかけに、これからも家で調理技術を磨いていきたいと思いました。

【令和4年度】  SSH食品科学講演会「発酵食品と微生物のかかわり」

 6月1日(水)、美作大学の桑守先生から「発酵食品と微生物のかかわり」というテーマで講演をしていただき、その後、各クラスで発酵食品作りに取り組みました。

 実習では、ひしおみそ、塩こうじ、甘酒を作りました。実際に麹を手にすると菌糸の様子も観察することができました。講演で発酵の仕組みについて学んでいたため、興味をもって楽しく取り組むことができました。今回仕込んだものは、実技テストのときに試食をする予定です。しっかり発酵して美味しくなりますように。


【生徒感想より】

 発酵食品についてよく理解することができた。
特に日本は発酵食品が多いように感じた。味噌の仕込みを6月に行う理由として、カビが生えやすい高温多湿の条件を満たしているからという理由を知り味噌作りやカビが生える条件など、新たに知りたいと思えることがたくさんあった。
また、腐敗は水分が大きく関係しているとわかった。特に羊羹やジャムなどが日持ちするのは砂糖によって食品中の自由水を吸水し雑菌が繁殖するための水分をなくしていることに驚いた。ドライフルーツは大量の砂糖に覆われているため、保存性が良くなっているという理由が理解できた。最後にフードロスについて話をされたが、食品の腐敗原因菌を抑えるために、水分を減らす、酸性のものを使用する、冷却する、密封するといった工夫をすれば食品を長期保存できるので、家庭で調理をする際、食品が残るような時には適切に対策をし、フードロスを減らしたい。
 今日の講演をきっかけに食品科学について興味を持つことができた。

【令和4年度】ふわふわガーゼハンカチづくり(7月)

 国から配布された布マスクが使われていないことを知り、有効に活用できないかとクラブ員で考え、各クラスで呼びかけをし、回収しました。500枚以上集まった布マスクは、ほどいて何度も試作をし、ふわふわガーゼハンカチへと生まれ変わりました。

 ガーゼハンカチは、乳児や高齢者などの汗ふきや沐浴ハンカチに適していることを知り、保育園や幼稚園、高齢者施設で活用してもらえると良いのではないかと考え、クラブ員全員で心を込めて丁寧に作りました。無地では寂しいと思い、小さなプリントシールをアイロンで貼付けかわいらしい仕上がりになりました。

 できあがったハンカチには手作りのメッセージカードを添え、市内の保育園や幼稚園、高齢者施設に持参しました。大変喜んでいただき頑張って作ってよかったなあと感じました。