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修学旅行(関東方面)最終日

昨夜23時半の点呼時には、たくさんお土産で増えた荷物をどうにかしてキャリーケースに詰めようと苦戦する姿が複数の部屋で見受けられました。今朝は2日目、3日目の朝とは異なり、和食と洋食を選べるバイキング形式の朝食。好きなものを選んで、しっかり食べて、スカイツリー見学と浅草散策に向けて出発です。

東京スカイツリーでは、350mの天望デッキからの眺めを楽しみました。ちょうど450mの天望回廊で、『ジョジョの奇妙な冒険』とのコラボイベントが始まっており、天望回廊へ足を運ぶ生徒が多くいました。

浅草観光では、修学旅行最後の自由行動でした。おみくじを引いたり、お土産を沢山買ったり最後の自由行動を満喫していました!

20時頃、無事全員帰って来ました。あっという間に3泊4日の修学旅行が終わりました。生徒たちにとって、5年ぶりの修学旅行。周りでルールやマナーの意識を持ちながら、しっかり楽しんで過ごすことができていました!

修学旅行(関東方面)3日目

3日目の朝を迎えました。前日の疲れからか、少し眠そうな生徒もいますが、今朝も体調を崩している生徒はおらず、全員しっかり朝食をとりました。

朝食後は、朝食会場で8時からキャリア研修。TDR の元従業員の方を講師にお迎えし、「人気の秘密を解き明かせ」というテーマまでご講演いただきました。講師の先生は、人生において逆境や試練にどのように立ち向かうかというレジリエンスの力が大事だというお話を、TDRの経営と関連させながら分かりやすく生徒に伝えてくださいました。生徒は投げかけられる問に答えるため、友人と話し合ったり、メモをとったりしながら、この後訪れるTDRへの理解を深めたようでした。この研修を通じて、他者に幸福感を与えるために自分自身にできることは何かという視点からも、考えを深めることができたのではないかと思います。

そして、待ちに待ったTDR。ディズニーランドとディズニーシー、どちらに行った生徒も満喫したようです。写真はディズニーシーを楽しむ生徒の姿です。

全員、お土産を入れた袋をたくさん提げて、元気にホテルに戻ってきました。無事に3日目も終了です。生徒は各自荷物の整理等をしながら明日の最終日に備えます。

修学旅行(関東方面)2日目

2日目の朝を迎えました。

今日の班別自主研修先として多くの班が選択しているのが、チームラボ(お台場)、水族館(品川、池袋)、渋谷、新大久保等ですが、中には横浜まで足を延ばす班も。本日の東京は生憎の雨。気温も低いという予報だったので、生徒たちはしっかりと朝食をとり、各自防寒対策をして出かけていきました。

いってきま〜す!

無事、全員帰って来ました。ホテル到着後の報告会では、日本旅行の方から学生にサプライズがあり、芸人の「インポッシブル」さんと「Everybody 」さんに来ていただきました!生徒全員、大盛り上がりで、終始楽しんでいる姿が見られました。

修学旅行(関東方面)1日目

関東方面に向けて生徒188名が出発し、午後1時ごろ、全員無事に羽田空港へ到着しました。羽田空港到着後は、コース別キャリア研修の研修先(都内観光、東京グローバルゲートウェイ、サイバーダイン、東京大学、専修大学、日本大学、早稲田大学)へ移動し、施設の方のお話を伺いながら体験的な学習をしたり、大学の教授のご講義を受けたり、キャンパスや大学図書館を案内していただいたりしました。本日の研修におきましてお世話になった施設の方々、本校卒業生の皆様、誠にありがとうございました。

羽田空港到着時の様子(左)と早稲田大学での1枚(右)

夕食のバイキングも美味しくいただきました。全員元気に1日目を終えました。

理数科1年次 サイエンスキャンプ

今年度も理数科1年次生が、5月25日(水)にサイエンスキャンプを実施しました。例年であれば、赤磐市の「竜天天文台」で1泊の後、2日目に吉備中央町の「岡山県生物科学研究所」を見学しますが、今年も新型コロナウイルスの影響を考慮して、和気町の「岡山県立自然保護センター」でのフィールドワークのみを行いました。  

まずは学校のピロティにて、班ごとに分かれて出発前の点呼です。クラス全員がそろったことがなによりです!  

約1時間で、自然保護センターの駐車場に到着しました。管理棟に着くまでに、少し歩きます。ちょっとしたハイキング気分です。

その後、講師の先生方から、施設利用にあたっての諸注意を受けます。  

午前中は、センター内のフィールドワークです。6班に分かれて出発!   

昼食休憩。自然の中で食べるごはんは、おいしいね!  

午後は、各班で調べたことや発見したことの発表をします。それに向けて、採取した動植物のスケッチをしたり、実体顕微鏡で観察したり、図鑑を見て情報収集したりなど、班員で協力して準備しました。(Research Mindの育成、Gritの強化)  

さて、いよいよ発表です。短い準備時間でしたが、みんな立派に発表しています。さすが理数科のメンバーです!  

全班の発表後、講師の阪田先生と藤田先生から、講評をいただきました。

その中で、「今は、知識は調べれば、すぐに得られる時代。これから求められるものは、疑問を持つ力と考える力です。」というお言葉をいただきました。生徒たちはその言葉を心に刻み、これからも好奇心・思考力・発信力を持ちながら成長していってくれることを期待しています。生徒たちの質問にも丁寧に対応していただき、ありがとうございました。  

最後に、お世話になった講師の先生に、生徒代表からのお礼の挨拶をし、施設をあとにしました。

【自然保護センター 生徒感想(抜粋)】

班のメンバーと協力をして昆虫採集をしたり発表をしたりすることができました。また、スケッチを技法に沿って正しく描くことができました。今回の研修で自然に対する興味や疑問がより一層深まり、今後の進路選択等に活かしていきたいです。

実際生き物と触れ合ってみると楽しいことが分かりました。よく知っているようなトンボや蝶でも、細部まで観察をすると今まで知らなかった新たな発見がいくつもありました。顕微鏡を用いてトンボを観察しましたが、羽の部分が目では見えないくらいの枝分かれをしており、どのような働きをしているのかに興味をもちました。

他の班が尻尾のないトンボの観察をしていて、鋭い視点で観察をしていると思いました。自分にはない視点や考え方があると感じ、課題研究や普段の学校生活でも共に協力していきたいと思いました。

私たちは色が付いている植物を採取し、植物の色素に着目して観察しました。大きな視点から小さな視点の順に、班のみんなで協力してたくさん意見を出しながら観察することができました。様々な疑問も生まれ、それについてチームで研究することができました。新しい発見もあり、ただ調べるのではなく研究することが楽しいのだと感じました。インターネットで調べるだけではわからないことが多くあり、フィールドワークの大切さが分かりました。

久しぶりに校外学習に行って、虫や植物を観察できました。私は虫好きではないですが、この1日を通して虫に対して興味・関心が高まりました。スケッチも久しぶりにしましたが、時間がかかるし、とても集中力が必要なので大変でしたが、書き終わったときの達成感を感じられて良かったです。

日頃、虫取り網と虫かごを持って野山を歩くということが全くないので、とても新鮮で楽しかったです。歩いていても地面に寝転がっていても視界には常に何らかの虫が映っていて、まさに虫の楽園だと思いました。それが自然保護センターだからたくさんの虫がいるのか、あるいは普段の生活の中では虫たちの存在に気づけていないのか、考えるきっかけになりました。少なくともあのトンボの多さはセンターだからこそだと思います。あまりに綺麗な翅で感動し、自分がトンボを簡単につかめるということに驚きました。トンボを傷つけずに持つ方法をセンターの方に教わったのがこの研修の一番の収穫でした。

今までなら見逃してしまうようなことに関心を持って自然を楽しむことができた。調べていくと新しい発見や不思議なことがたくさん出てきてとてもおもしろかったし、フィールドワークや発表を通して自分自身ちょっとした成長を感じられました。発表するときも班のメンバーと上手く役割分担をして発表することができました。発表準備を通して、物事を調べるとき何に注目すべきか優先順位をつけていくことが重要だと気づけました。また、他の発表者に対して質問をすることが出来たらより良い研究にできるのではないかと感じました。

1年次 サイエンス探究Ⅰ 開講講演会

5月10日(水)に、東京大学理学部数学科の佐藤ふたばさんをお招きし、本校理数科1年次生を対象に「課題研究のすすめ」というタイトルで、サイエン探究Ⅰの開講講演をしていただきました。   

佐藤さんは千葉県立船橋高等学校出身で、高校生のときに「ルカ数列」についての研究を行い、JSEC等の発表会で研究発表をされてきており、東京大学へ入学後も理学部数学科で解析学の研究を続けられています。

講演ではそんな佐藤さんご自身の経験をもとに、課題研究に取り組むにあたっての姿勢や成果だけでなく、大学生活や進路実現など多岐ににわたる御説明をいただきました。 今回の講演で多くの生徒が課題研究活動への興味関心が高まり、課題研究が将来の自分を考える貴重な機会であると認識するようになったことと思います。

<生徒の感想>

・「ブレスレットモデルを用いたルカ数列の拡張」という題の研究で、「行列」が活かせたことに驚いた。僕も研究をしていくなかで、過去に学んだものの中から突破口であったり閃きを得られるようにしたいと思った。また、数多くのコンクールやコンテストで発表されたとのことで、積極的に活動していくことの大切さを感じた。たくさんの人にあって刺激を受けたいと思う。「僕にとっての未知」を突きつめて課題研究を行いたい。本当にありがとうございました。がんばります。

 ・私は佐藤さんの話をきいて、私は課題研究が自分自身を成長させ、自分の新たな可能性を見出し、この先の将来自分がどうなりたいか気づかせてくれる重要な行事だということがわかりました。私は興味をもっているものがあまりないので、それを課題研究で見つけていこうとも思っています。なので、課題研究をするときはじっくり時間をかけ、協力し、積極的に行おうと思います。1年後か2年後、私は課題研究を経てどう成長しているのかが楽しみです。

・これから始まるミニ課題研究・課題研究について、とても参考になるお話をしていただきありがとうございました。今から日常生活の中で疑問に思うことを見つけ、調べ、聞き、といったことを繰り返して、試行錯誤しながら研究のテーマを考えていきたいです。また、課題研究をしっかり楽しみたいと思います。

・貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。課題研究について改めて考えることができました。僕は、中学3年のときに課題研究を行いましたが、いい結果が出ないまま終わってしまいました。佐藤さんは、数学の課題研究を行われ、しっかりとした結果を出されていたのがすごいと思いました。いい結果を出そうとすると、それ相応の努力をしっかり行わなといけないので、高校での課題研究は中学以上に頑張ってこうと思いました。今日は本当にありがございました。

・この講演の中で佐藤さんが仰っていた「うまくいかないことも抱きしめて前へ」という言葉がとても印象深かった。自分でできることを尽くした結果、それができなかったとしても諦めずにそのことを忘れずにあたためておく、という行動は「できなかった」というネガティブな気持ちを発生させにくいと思う。課題研究では失敗やわからないことはたくさんあると思うが、上記のような精神の元、2年生の課題研究を楽しみたいと思う。

 ・講演を聴くまで、課題研究は解を見つけることが目的だと思っていました。ですが、佐藤さんのお話を聞いて、研究をするその過程を楽しむことが大切だとわかりました。難しいことや大変なこと、辛いこともある課題研究だと思いますが、自分なりに楽しめるように全力で取り組みたいと思いました。

 ・課題研究では自分で問題を設定したり、疑問を持ったりすることが重要であることがわかりました。違う条件ではどうなるか、もっと拡張できないかなど自分で考え、追究し、様々な道具を使って調べ、時には他の人の意見を聞いて異なった視点から考えてみる。課題研究とは何かよく知らなかったので、詳しく知ることができて良かったです。分からなくてつまずくこともあるし、ひらめくまで時間がかかるかもしれないけど、諦めないことが大切だとわかりました。課題研究をして良かったことや、大学の話も聞けてとても良い経験になりました。入学前から課題研究は楽しみでしたが、お話を聞いてより楽しみになりました。

 ・数理女子で開催しているいろいろなイベントに興味を持った。課題研究をするとなると必ず、ちゃんとした結果を出さないといけないと思っていたけど、「結果にはこだわりすぎず、試行錯誤する過程を楽しんで」というのを聞いて少し安心できた。これから、来年の課題研究のために身の回りで気になったことや分からないと思ったことを積極的にメモしていこうと思った。

 ・研究をするにときにまずは自分の疑問と向き合うことが大切だと思った。身の回りにある不思議なことや面白いと感じることに意識を持ってテーマの種を決めていきたい。また、研究を通して沢山の人と関わりを持ち、繋がれることはとても魅力的だと思った。自分のことを認識してもらうために何に興味を持っているのかどこが分からなくて知りたいところなのかをはっきりアピールする必要があると知った。今日聞いたことを活かしてこれからの課題研究を頑張りたい。今まではあまり意識したことがなかったけど、身の回りにはたくさん面白いことや不思議なことがあるのでそれを自分で調べたり実験したりできる課題研究がとても楽しみになった。最後まで粘り強く頑張ろうと思う。

新入生研修(3日目)

4/20(水)この日は新入生研修の最終日でした。
午前はクラス別のスタンツ発表の練習、
昼食後、クラスごとに津山文化センターへ移動しました。
移動の途中は、社会貢献活動として、地域の清掃も行いました。

午後からは楽しみにしていたスタンツ発表です。
感染症対策に工夫をしながら、ダンスや歌唱、寸劇などに取り組みました。
また、この日は、講師に周南公立大学の坪井恭紀先生をお迎えし、
演習も取り入れて、コミュニケーション力について、自己の開放について、
講演をしていただきました。
3日間、充実した新入生研修となりました。

新入生研修(2日目)

令和4年度の新入生研修が行われています。
本日(4/18)は2日目。
午前はクラス討議やクラス目標の決定、
午後は明日(4/19)のスタンツ発表準備を行いました。
感染症対策に気を付けながらのとりくみとなりました。

クラス目標一覧です
【1-1】天真爛漫
【1-2】パズル
【1-3】One=40/40 ~full of Smiles~ 
【1-4】不撓不屈
【1-5】能ある鷹こそ爪を出せ! ~ピカピカ1-5アピっちゃおう~
【1-6】Keep Trying Myself   ~1つの解に41の過程~

令和3年度 SSH海外研修 ~生徒企画トークセッション、MITオンラインセッション、GSO最終回~

今年のSSH海外研修プログラムも無事終了しました。12名の参加生徒たちは、活動を通してVGR(Vision, Grit, Research Mind)をしっかり鍛えることができました。

今年もコロナ禍のため、アメリカでの実地研修は中止となりましたが、その代わりに生徒企画オンライントークセッションを実施しました。

第1弾(12月) Mr. Wilson from GRAVITY INDUSTRIES(イギリスのジェットスーツ開発企業)
テレビでも紹介され話題となった両腕背中にジェットエンジンをつけて空を飛ぶジェットスーツ。その開発秘話や研究者に求められる力などについて聞くことができました。

第2弾(2月) Mr. Veeravagu from PEACE WINDS JAPAN (人道支援NPO)
トンガ沖火山噴火の直後、支援のために滞在している現地から、発展途上国の現状や人道支援の実際についてお話を聞くことができました。

3月には世界の最高峰MIT(マサチューセッツ工科大学)コンピュータサイエンス学科の博士課程に在籍している五十嵐祐花さんとオンラインセッションを行いました。五十嵐さんが研究しているプログラミング言語について理解を深め、また海外留学や研究職のキャリアパスについて詳しく知ることができました。

3月18日終業式後に、1年間続けてきたGSO(外部講師の先生方との英会話トレーニング)の最終回が行われました。各自が関心を持っていることについて自由に英語でプレゼンし、先生方からの質問に果敢に応じていました。 アメリカには行けなかったものの、参加生徒たちは熱心に活動に取り組み、知識、英語力、探究力や段取り力を大きく伸ばすことができたと思います。ご協力いただいた皆様に深くお礼を申し上げます。

アメリカでの実地研修は実施できなかったものの、参加生徒たちは熱心に活動に取り組み、知識、英語力、探求力、企画力、実行力を大きく伸ばすことができました。ご協力いただいた皆様に深くお礼を申し上げます。