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令和6年度 美作地区図書委員会交流会

 8月7日(水)津山工業高校図書館にて『美作地区図書委員会交流会』が開催されました。美作地区の高校7校より合計26名の図書委員の参加がありました。
 本校からは、高校文化委員6名が参加。各校図書委員活動の紹介を行った後、
班に分かれてそれぞれのおすすめ本を紹介。自分の好きな本の紹介には熱も入り、熱いブックトークが繰り広げられていました。その後、岡山県立図書館職員の方から出題される図書にまつわるクイズを楽しみ、知識を深めました。
  図書を通じた交流活動で、他校のそれぞれの特色ある活動も知ることができ、本校での活動にも今後生かして行けたらいいと思います。

令和6年度 十六夜祭体育の部[9/27(金)] 

9月27日(金)に、「十六夜祭 体育の部」が開催されました。

熱中症対策の観点から、今年度は文化の部と分離開催となり、今年度は9月下旬に実施しましたが、準備期間も含めてメリハリをつけて盛り上がることができました。
また、津山中学校との合同開催となっており、中学生と高校生がお互いを応援する姿も随所に見られ、中高一丸となって一致団結することができました。

この勢いを今後の学校生活に活かしていきたいと思います。

北小テント張りボランティア[9/24(火)]

9/24(火)の放課後、本校近くの津山市立北小学校へ、高校2年次生男子約20名がボランティアに行きました。

北小では、運動会目前ということで、本校生徒たちはテント張りと机の搬出を手伝いました。
小学校の先生方からも喜んでいただき、充実したひとときとなりました。

津山高校でも、9/27(金)に「十六夜祭 体育の部」が開催されます。
両校の行事が成功できるよう、お互い頑張りましょう。

2年次生 進路講演会[9/12(木)]

9月12日(木)に高校2年次生対象の進路講演会が開かれました。

高松高等予備校の太田浩二先生を講師にお迎えしました。
講演会は、「希望進路の実現に向けて」と題し、 「人生で伸びる人の3か条」の紹介や、データに基づいた昨今の大学入試の状況、受験に向けての心構えなどを話してくださいました。

【生徒の感想】(一部抜粋)

● 具体的な数値データを見ると、大学の難易度や受験生のレベル、要求されることは何なのかについて詳しく知ることができた。

● 「成功は自信につながり失敗は経験につながる」という言葉から、失敗にも価値があることに気づいた。また、失敗や成功のことを考えずに、試験も勉強も全力で取り組んでいくことが大事なのだと思った。

令和6年度 十六夜祭文化の部 [9/6](2日目)

9月6日(金)に、 十六夜祭文化の部の2日目が開催されました。
本日は展示に加え、体育館・中庭で様々なパフォーマンスが行われました。
多くの有志団体がエントリーし、バンドやダンスなどで大いに盛り上がりました。また、閉会式では、体育祭に向け一足早く応援団の衣装が披露されました。

9月27日(金)の体育祭も、大いに盛り上がっていきましょう!

令和6年度 十六夜祭文化の部 [9/5](1日目)

9月5日(木)に、十六夜祭 文化の部(1日目)が開催されました。
今年のテーマは『乗るしかない この大波(ビッグウェーブ)に』です。
総合開会式の後、吹奏楽部の演奏や舞台・展示などが公開され、大いに盛り上がりました。
また、本年度から3年次生による模擬店が復活し、中庭にも多くの人が集まりました。

明日も盛り上がっていきましょう!

二年次生 十六夜セミナーII

8月19日に、二年次生希望者対象の十六夜セミナーIIが行われました。文系は国語と英語、理系は数学と英語の教科セミナーを受講し、岡山大学、広島大学の入試問題に挑戦しました。また受験情報セミナーでは、入試科目や配点、問題の出題傾向などを学びました。

卒業生と語る会では、岡山大学、広島大学に通う卒業生の先輩方から、大学生活のことや受験に向けた勉強方法、高校生のうちに挑戦すべきことなど、さまざまなお話を聴くことができました。

令和6年度 SSHライフサイエンス研修

理数科1年次11名が,8月1~2日にライフサイエンス研修を行いました。この研修は,福山大学生命工学部生物科学科と連携し,2日間で生物・化学分野に係る専門的な実験・実習・講義を行うものです。福山大学の秦野琢之名誉教授(本校卒業生),太田雅也教授の2名の先生方と,2名の大学生の方にご指導いただき,充実した研修を行うことができました。

福山大学に到着後,まず秦野先生による「生命科学(ライフサイエンス)」についての講義を聴講しました。本校の校訓である「畏天敬人」の秦野先生自身による意味の解釈や,生命科学は人間生活における幅広い分野で関連があるなど,熱意のある講義をしていただきました。最初は緊張していた生徒達も,遺伝子組み換え技術の利用,ラオスでのラム酒製造についてなど秦野先生の経験を踏まえた生命科学に関する深い話にどんどん惹き込まれて,積極的に質問をするようになっていました。

午後からは実習です。太田先生に,定量法の基礎や吸光度計の使い方などを丁寧に指導していただき,ソモギー・ネルソン法による還元糖の検量線作成を行いました。基本的な実験器具の使い方や,正確に糖水溶液を作成する技術,糖量と吸光度の関係,検量線の作成に関して学習することができました。

2日目は,まず,グルコース水溶液とマルトース水溶液で,検量線に違いが出ることの考察を行い,発表を行いました。

次に、メインであるグリコーゲンの酸加水分解に関する実験です。様々な濃度のグリコーゲン水溶液を一定時間加水分解させ,比色定量を行いました。生徒は前日よりも実験操作が上達しており,速く正確に実験を行うことができていました。不思議な点や疑問点があればすぐに先生や大学生に質問したり,グラフの形や数値の読み取り方などにもグループ内で議論したり,協力し合う姿勢も見られるようになりました。
今回の研修では,2日間を通してじっくり実習を行うという貴重な経験ができました。普段の学校生活では,2日間を通して実習のことだけを考えることはありません。今回の研修で,大学の研究とは何なのか,実験結果からどのように考察を進めていくべきなのかなど,高度な内容の体験ができました。この経験を,10月から始まるテーマ別研究,2年次での課題研究に繋げて欲しいと思います。

<生徒の感想(一部)>

【1日目】

・先生の講義を受けて、何歳になっても自分の夢を持ち追い続けることは大変であるが、かっこいいなと感じた。実験は最初どのような結果になるか分からなかったが、きれいな色が出てきたので非常に楽しいものとなった。まだ今は勉強をしていない範囲であるが、グルコースなどの構造を理解してなぜこのように色が変化するのかということを調べたい。

・講義ではちょっと難しかったけど、やりたいことに全力で研究を行っていて、貴重な話を聞くことができた。実習では普段使うことのない精密な道具を取り扱って、扱う際に気をつけることや手順など今後、使うときに今日教えて頂いたことをしっかり意識していきたい。また、糖溶液の実験では、変化が大きく見られどうしてそうなったのか追究して考察まで出来るようになりたい。結構難しいけど、今日と明日で理解ができるようになっておきたい。グルコースとマルトースの検量線がどうしてこのようになったのか、明日までに予習をしておいて、答えられるようになっておきたい。グルコースとマルトースの検量線がどうしてこのようになったのか明日までに予習をしておいて、答えられるようになっておきたい。

【2日目】

・1日目で行った実験を用いて酸がどのくらいグリコーゲンを分解したのかを調べることができた。昨日の考察でマルトースはアルデヒドがグルコースの1/2しかないということを知っていたので、今日、グルコースがたくさんつながったものがグリコーゲンであるということを踏まえて仮説を立ててから実験を行うことができた。 仮説を立ててから行うことでより考察をスムーズに行うことができたと思う。1日目に実験を行った時には、どうしてそうなるか見当もつかなかったが、知識をつけることで理由がだんだんと分かっていく過程がとても楽しかった。

・ 私は、2日間通して実験の基礎となる実験器具の使い方や、グラフの見方を知ることが出来、また、実験結果から使った薬品の成分を見ることで実験結果と結びつけることが出来ることを知って、化学に対する興味がわいた。大学では、中学校・高校では詳しく扱わない実験や器具を使うことが出来て、とても良い経験だった。特に、水溶液を入れた後溶液の色が変化していくのが目に見えて、とてもきれいだった。またその溶液を友人と観察してどのようなことが起きたのか意見交換をするのがとても楽しかった。今回学んだことを、課題研究や学校生活で活かしていきたい。

 

令和6年度オープンスクール(8/21)

8/21(水)、令和6年度のオープンスクールが開催されました。
今年度は、全体説明会を各教室でオンライン実施するなど、熱中症の対策も行いました。

当日は、学校紹介や課題研究紹介などの全体説明会、各教科の体験授業、生徒相談コーナー「きがるーむ」、そして部活動見学などを行い、中学生300人以上が参加してくれました。

また、多くの津山高校生がオープンスクールボランティアとして参加し、会場への誘導や生徒相談コーナーの運営などに主体的に取り組み、中学生や保護者の皆さんからも好評でした。

参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
11/9(土)には「秋の学校説明会」を予定しています。再び津山高校で会えることを楽しみにしています。

令和6年度 理数科 放射線セミナー(1年次生)

7/26(金)午後、理数科1年次生を対象に、日本科学技術振興財団から 岩﨑 智之先生をお迎えして、放射線セミナーを開催しました。
 このセミナーでは、身の回りに存在しながらあまりその仕組みと中身を知られていない放射線について必要な知識を学び、実験を行います。また放射線の知識は、理学・工学・農学・医学など多方面の進学先で将来関わることになるもので、この講座は生徒の知識の幅を広げる貴重な体験になります。

 この講演を通して、生徒は自然放射線のレベル,人体への影響と線量の関係など、放射線に関する正しい知識を得ることができました。また、放射線の有効活用の例として医療では欠かせない技術となっていること,工学や遺跡の年代測定など幅広い分野に応用されていることなど、生徒にとって今後の学習意欲が高まるよい経験となりました。

<生徒の感想(一部)>

・1限目は、カードゲームをしつつ、放射線について理解を深めることができた。カードゲームでは、自分の知らないこと(ベクレルやシーベルト)を知ることができ、意外と身の回りに放射線があることを知り驚いた。2限目では自分で霧箱を作った。実際に作って観察してみて、とても神秘的に思った (流れ星みたい) 。石とガスでも見え方が全く異なっていて、とても興味深く感じた。正しい情報を知り、正しい方法で使えば、放射線も有効に使えるので、このことを周りの人に知らせていきたいと思った。

・今回のセミナーを通じて、放射線の面白さを改めて感じることができました。霧箱の実験では、放射線の軌跡が霧となって可視でき、本当に放射線は見えないのだと再認識できたからです。目に見えない存在は不思議ですが、同時に怖いなと思いました。高いエネルギーがすごいスピードで放出されていたからです。取り扱いには厳重な注意が必要だと感じました。程よい緊張感をもって学んでいきたいです。また、実際にどのくらいの放射線が身近にあるのかを測定器を用いて調べ、石などに多く含まれていることが分かりました。班員の皆で測定器が高い場所を熟考していくのが楽しかったです。放射線についてより詳しく学べ、もっと物理が好きになりました。

・放射線について詳しく知ることができました。また、放射線は人体に危険を与えることもあるし、その反対に医療でレントゲンとして使われていることや、原子力発電で使われるなどメリットもたくさんあって、表裏がはっきりしているなあと思いました。福島の第一原子力発電所の事故や原子爆弾などで、放射線は人間にとって危険なものだと考えていたけれど、放射線の量で危険度が変わることを知って、放射線があるから危ないという偏見をなくしていきたいと思いました。また、霧箱を初めて使って、放射線物質によって放射性の形がそれぞれ違って面白いなあと思いました。 放射線は目に見えないけれど、放射線の軌道をドライアイスとアルコールで見えるようにしていて、発明した人が凄いと思いました。

また、実際に放射線を測ってみることで、自分が生活している環境には、これぐらいの放射線があるんだなと感じました。花崗岩に多くの放射線が含まれていることも知り、個人的に石とか岩には放射線が含まれないんだなと思っていましたが、とても興味深かったです。今まで、あまり放射線についてあまり興味がありませんでしたが、これから放射線について知っていきたいと思いました。                                  

・今日のセミナーで放射線とは何か、そして放射線を一度に大量に浴びてしまうことで人体のDNAを傷つけ、害を及ぼすことが分かった。放射線は目には見えないが、霧箱を使えば放射線の軌跡を見ることができた。 これまでは「放射線=危険」だという認識があったが、セミナーを受け、「放射線=危険」ではなく「放射線=上手に使えば現代社会の更なる発展につながる可能性のある、危険だが研究しがいのある実に面白いもの」という認識へ変わった。放射線といっても、α線やβ線以外にもあり、放射性物質の種類はびっくりするほど多くて驚いた。身の回りのものでいえば、コンクリートや新しくできた物を測ってみると、思いのほか高い数値が出て少し驚いた。身の回りに微量ながらも放射線が飛び交っているので、放射線は遠く離れた存在のように見えて実は身近なものだったことが分かった。霧箱を使えば放射線の軌跡が見えること,実際に目に見えない放射線を数値で可視化させることができることを体験し,これらを開発,発明した方々のすごさが身にしみて分かるセミナーだった。自分も同じように何かを発見したり発明したりして、今後の科学に貢献できるような人になりたい。