10月5日(土)にナチュラルサイエンス(高校2年次生対象)の第3回ワークショップを行いました。
今回のワークショップでは、滋賀大学大学院教育学研究科に所属されている山岡武邦先生をお迎えして実施しました。山岡先生はもともと高校理科の教員をされており、理科教育に関する話も交えながら、データサイエンスとはそもそも何か、またデータサイエンスが重要視されるようになった背景、統計に関する話もして下さいました。ChatGPTを活用した演習も行うことができ、終始、楽しみながら講義を受けることができました。
〈生徒の感想(一部抜粋)〉
これまでデータサイエンスというと統計学だという印象だったが、今回のワークショップを通して、この分野にはパソコンを扱うコンピュータサイエンスやビジネスなど色々な領域の融合だという事が分かり、さらにその汎用性と有用性の高さから教育も含め色んな分野での分析に使われていることが分かりました。
今まで平均値や偏差値はそういう数字だとしか思っていなかったが、データを扱う際にはその代表値が表す意味を正しく理解することも大切だと思います。
私は課題研究でまさにPPDACサイクルを意識した実験研究を行っており、その分析の過程で有用なエクセルの機能やサイトを知ることができたのは大きかったです。
エビデンスに基づく考察を意識し、データと代表値が意味するところをしっかりと理解しながら実験値の分析を行っていきたいと思います。ありがとうございました。
言葉にはゆらぎがある、という言葉が印象的だった。データをもとに統計値を出すことの意義が分かった。また、統計と心理学という縁がなさそうな分野同士でも応用することで深い学びを得ることができるのだなと思った。これからはもっと統計値の特性を理解してデータを客観的に捉えることができるようになりたい。
統計学を基に、莫大なデータで溢れているこの世の中を、傾向を抽出することによって読み解くことができるうということに、ロマンを感じました。データサイエンスはこの先大学で研究するうえで重要なスキルになってくると思うので、身につけていきたいです。