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「みま咲くフォーラム」で四校連携講座が発表しました。

10/23(日)13:00~16:30 ザ・シロヤマテラス2F
令和4年度四校連携講座「地域創生学」から代表生徒5名が
「みま咲くフォーラム」で発表しました。
本校からは苅田菜々実さん(高2)、竹本樹生さん(高2)が参加しました。
直前まで練習し、緊張しながらも、自分たちなりの発表ができたと思います。
また、講座を受けるきっかけや受けた後の変化について質問があり、
それぞれの思いを伝えることができたと思います。

この日は、他に美作地区で活躍する社会人の方の講演や、
美作地区で同じように地域について考える高校生の仲間たちの発表もあり、
有意義な一日となりました。

10/20(木)四校連携講座 津山市長へ提言書提出

夏休みの5日間に受講した四校連携講座「地域創生学」の受講者代表8名が
津山市長を訪問し、提言書を提出してきました。
本校からは、高2の川上さくらさん、西川七海さんが出席しました。
各班の活動の結果を提言として伝え、津山市の谷口市長からも大変有意義なコメントをいただきました。

S S I (ソーシャルサイエンスⅠ)第3回ワークショップ

10月8日(土)、さくら北浜法律事務所の本元宏和弁護士を講師にお迎えして、高校2年次の選択者を対象にリモートでのワークショップが行われました。本元弁護士は2016年よりソーシャルサイエンスの講師を引き受けて下さっており、今回で7回目のご講義となりました。

前半は弁護士の業務や「法曹」について詳しくご説明いただき、後半は「アリとキリギリス」を題材とした生徒の模擬裁判の様子を本元弁護士にご覧いただき、ご助言いただきました。写真は、検察側と弁護側のそれぞれが、アリの有罪/無罪を主張するための論拠を相談しながら整理している場面です。

普段から論理的に物事を捉えようと心がけているSS選択者ではありますが、この日の模擬裁判においては、先入観や偏見を持つことなく客観的かつ論理的に主張していくことの難しさを痛感したようでした。弁護士としてご活躍されている方のお話を伺え、ご助言いただけたワークショップは、生徒にとって大変貴重な経験となったようです。

9/29北小学校へボランティアに行ってきました。

9/29(木) 津山市立北小学校の運動会準備のために、
高校1年次80名以上の生徒がボランティア活動に行ってきました。
当日は、テントの運搬や設営、椅子の設置などを行いました。
小学校の先生からも感謝の言葉をいただき、
また、将来、先生を目指す人はぜひ一緒に!と声をかけていただき、
充実したひと時となりました。

美作サイエンスフェア2022を開催しました

9月23日(金・祝) 「美作サイエンスフェア2022」が美作大学を会場にして、3年ぶりに開催されました。

このイベントは美作地区の小・中・高・高専・大学の理科関係教育者たちが協力して開催しており、今回で8回目になりました。

今年度は体験ブースを10ブース用意しました。約3時間のイベントでしたが、総計270名の方にご来場いただき、子どもから大人まで楽しんでいただきました。ボランティア生徒にとっても子どもたちとの交流ができ、とても良い経験になりました。

≪体験ブース≫ ご協力ありがとうございました!!

  1. キラキラ浮沈子をつくろう〔 津山工業高等専門学校 〕
  2. 折り紙の一刀切り問題に挑戦!〔 津山工業高等専門学校 〕
  3. 不思議なコマを作って回そう!〔 津山工業高等専門学校 〕
  4. 葉脈標本でしおりをつくろう ! !〔 美作高校 〕
  5. ゴールへ導け!ダンゴムシ迷路〔 林野高校 〕
  6. ドライアイスで様々な現象を体験しよう!〔 津山中学 〕 
  7. ねり香水をつくろう!〔 津山高校 〕
  8. プラ板でアクセサリーを作ろう!〔 津山高校 〕
  9. シャボン玉で遊ぼう!〔 津山高校 〕
  10. 空飛ぶタネを折り紙で作る〔津山高校〕

2年次生 進路講演会

9月15日(木)6・7限目に、学校法人村上学園高松高等予備校の太田浩二氏を講師にお招きし、進路講演会が行われました。
「希望進路の実現に向けて」を講演のテーマとし、これから自分の進路実現に向けて突き進んでいく生徒たちに数々の力強い励ましの言葉をいただきました。特に「失敗を恐れない努力のできる人、継続できる人になれ」という言葉が強く印象に残っています。希望する進路を絶対にあきらめるな、努力を続けろと鼓舞してくださる言葉に、勉強への士気が高まった生徒も多かったことでしょう。近年の大学入試の動向についても詳しい資料とともにお話いただき、生徒たちも真剣に聞き入っていました。

【生徒の感想より 一部抜粋】
・私は今自分の進路がはっきり決まっておらず、自信をなくしていたが今回の講演を聞いて自分が変わろうとすれば道は開ける、ということがわかった。
・受験失敗の原因で、大学受験を甘く見ていたことが一番多かったので、自分の将来やりたいことを早く見つけて受験勉強をしっかり頑張ろうと思いました。
・去年の駿台模試や今年の進研模試の大学判定でDの大学があったけど、今日の講演を聞いて、今から諦める必要はまったくないと思えました。もう二年生として過ごすことのできる時間も約半分が終わろうとしていて、夢や大学が決まらず不安を感じていたけど、今できることを精一杯することが一番自分のためになると思いました。

美作サイエンスフェアを開催します!!(申込終了)

 地域の子どもたちが科学に触れ、楽しみながら学ぶことのできる「美作サイエンスフェア」を3年ぶりに開催します!

開催日:9月23日(金)祝日
時 間:① 13:00〜14:30  ② 14:45〜16:15
    ※会場入替制、どちらかの時間帯に参加できます
場 所:美作大学(津山市北園町50)
定 員:各回100名(応募多数の場合は抽選)
申込期間:8月29日(月)〜9月13日(火)(要事前申し込み)

 美作サイエンスフェアでは、津山高校SSH推進室が中心となり、地域の高校や高専などに協力をいただき、興味深い科学実験や楽しい工作を用意しています。特に小学生のみなさんには、ワクワクする実験・工作が盛りだくさんです。津山中学校の実験ブースもあります。

 参加は無料です。本イベントは、新型コロナ感染防止の観点から「事前申し込み制」としています。申込はチラシのQRコードまたはこちらのリンクからお願いします。また、応募者多数の場合は抽選となります。予めご了承ください。

本年度は申込みの受付は終了しました。申し訳ございません。また来年度ご参加ください。(申込期間は9月13日(火)まででした)

※詳細はイベントチラシを参照ください。

※訂正※
体験ブース②の正しいタイトルは『折り紙の一刀切り問題に挑戦!』です。

3年ぶりの校内開催!8/24(水)オープンスクール

8/24(水)は津山高校のオープンスクールでした。
過去2年は、感染症拡大防止の観点から、webオープンスクールでの実施でしたが、
令和4年度は3年ぶりの校内開催となり、中学生、保護者等を合わせ
400名以上が参加してくださいました。ご来校ありがとうございました。

当日は、各教科の体験授業や
津山高校の生徒による相談コーナー、
各部活動の見学、吹奏楽部の「中庭コンサート」など盛りだくさんの内容でした。
参加した中学生からは、
「楽しい授業だった。もっと津山高校に行きたいと思うようになった。」
などのうれしい感想が寄せられました。

秋には、津山高校を会場に「学校説明会」を計画中です。
津山高校をよりよく知るためにも、ぜひご参加ください。
日程は、決まり次第、HPや情報誌『いざよい』でお知らせします。

R04 1年理数科 ライフサイエンス研修

8月3日(水)に理数科1年次生を対象として、ライフサイエンス研修を行いました。例年は、福山大学生命工学部生物工学科を訪問して、2日間で生物・化学分野に係る専門的な実験・実習・講義を受けていましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、今年度は本校教員による「生化学の基礎的な実習」というテーマでの校内実施となりました。

研修の前半では、「正確な溶液の計測」を目標として、ビュレット、ホールピペット、メスシリンダー、メスフラスコなどの溶液の容量を測定する器具の特徴や使い方の説明を受けました。その後、実際に各班で協力して、3種類の濃度(0.1mol/L、 0.01mol/L、 0.001mol/L)の硫酸銅水溶液の作成を行いました。

そして、分光光度計を用いて、作成した3種類の硫酸銅水溶液の実際の濃度を測定し、どれだけ正確な濃度の水溶液を作成できているかの確認を行いました。誤差が大きな班もありましたが、誤差の原因について真剣に考察する姿を見られました。

後半では、前半の実験での水溶液の吸光度より作成した検量線により濃度未知の水溶液の濃度測定を行いました。どの班も精度の高い濃度測定ができていて、吸光度や検量線についての理解が深まったと思います。

〈生徒の感想〉

・知らない器具がたくさん出てきたが、使い方を教わってしっかり使えるようになった。共洗いというのは面白いなと思った。実験では班で協力して楽しんですることができた。規定量を量り取るのはとても難しかったが、慣れるとそれなりに上手くいった。

・今回の研修で正確に実験を行うためには正確な測量が大切だということを学んだ。研修では様々な計量器具の特徴や使い方などを教わり、実際に器具を用いで練習を行った。器具ごとに用途や特徴が異なり、正しい使い方を理解することが正確な実験を行うという点において必要だと思う。今後の課題研究に備えて普段の実験から器具を正しく使いこなせるようになりたい。

・研修へ行く前は、習っていない単位や知識が出てきて、自分だけ置いて行かれていまうかと思ったが、単語や実験に補足説明があったので理解することができた。実験の時は積極的に行動することを心がけて、技能を高めることができた。これからも、わからないことにチャレンジし、化学について勉強していきたい。

・精密な実験結果を出すために器具の正しい使い方や洗い方など実験の基礎を学ぶことができた。実験の後に具体的な数値を出してそこから考察するのも楽しかったと感じた。環境に有害な薬品などは正しい方法で片付けることが大切であると学んだ。班のメンバーと協力して実験を行うことができたと思う。

・いろいろな器具の正しい使い方を、実験を通じて学ぶことができた。容量を計量するピペッターやメスシリンダー、メスフラスコは乾燥機を使うと割れやすくなったり、体積が変わったりするので使ってはいけないことを知ることができた。吸光度を使うことで溶液の濃度を測定できて便利だとおもった。班の人と実験するのは楽しく、またやりたいと思った。

・校外での研修に参加し科学的視野を広げたいと思い申し込んだライフサイエンス研修でしたが、コロナの影響により校内での研修となり残念でした。今回の研修では正確な溶液の計測、未知の溶液の濃度測定を行いました。研修の際には計量する実験器具とそれらの違いについて理由まで学ぶことができ、また新たな知識を得られました。私自身実験というものが苦手でほとんど手出しできませんでしたが器具を扱う直接的なところではなく、質量測定などの計算や記録係に徹していました。今はまだ見るだけの実験ですがクラスメイトの手さばきを見て積極的に実験に参加できるよう精進したいと思いました。

・基本的な実験器具や実験方法について学ぶことができた。最初はあまり意味が分かっていなかったけど、自分たちで進める内に理解できる感覚があった。また、色々な種類の実験器具を使った実験だったのでどれを使うか迷ったけど、これから何のためにどんなことをするのかということを考えることで、迷うことが減ると分かったので今後もそれを意識したい。

・分光器を使った実験を行って、溶液の濃度を光によって区別できるのはすごいことだと思った。溶液を容器から容器に移し替えるとき、ピペットを共洗いしたり、精製水で流したりするということを知ることができた。実験の手順や用具の使い方は来年の課題研究にも役立つと思うので覚えておきたい。また、溶液の濃度を揃えることはとてもむずかしいと思ったので、できる機会があれば、もう一度挑戦してみたい。

・もう実証されている実験をする際に、もし結果が違ったら、失敗の要因は何だったのか考察して正しい結果が得られるように丁寧に実験を進めることが大切だと知りました。二年生時の課題研究でも、予想を立て、丁寧に実験し、結果から得られた誤差や違いを深く分析したいです。 今回の研修に参加してみて、研究への興味関心が高まりました。

・私は今までにそこまで細かな作業を繰り返す実験をしたことがなかったのですが、今回の実験から小さな誤差でも積み重なればすごく大きくなると思ったしいかに一つ一つの作業を丁寧に早くするかだと思いました。でも班のみんなと協力してできたり正確な値を出せたりしたのでとてもいい体験になりました。普段触れることのできない機械を触れてとても楽しかったです。

令和4年度 理数科 放射線セミナー(1年次生)

7/28(木)、理数科1年次生を対象に、日本科学技術振興財団から、愛媛大学の岩崎智之先生をお迎えして、放射線セミナーを開催しました。このセミナーでは、身の回りに存在しながら、また理学・工学・農学・医学など多方面の進学先で将来関わることになるにも関わらず、あまりその仕組みと中身を知られていない放射線について必要な知識を学び、実験を行います。

 <講義>

<霧箱による放射線の観察>

<自然放射線の測定>

この講演を通して、生徒は自然放射線のレベル、人体への影響と線量の関係など、放射線に関する正しい知識を得ることができました。また、放射線の有効活用の例として、医療では欠かせない技術となっていること、また工学や歴史学にも役立っていることも教えていただき、より詳しく勉強したいという意欲が向上したようです。

<生徒の感想>

・放射線セミナーを通して、放射線について詳しく学ぶことができました。放射線と放射能と放射性物質の違いはなく、すべて同じだと考えていたのですが、講義の中でそれぞれ単位も意味も違うということを知ったので驚きました。実習では放射線の軌跡をドライアイスを用いて再現したり、放射線の量を測定したりするなど貴重な体験をすることができました。放射線への興味が湧いたので更に放射線について調べたいと思います。

・今までにこのような機会がなかったので良い勉強になったと思います。自分たちの身の回りの色々なものが放射線を放っていて、完全に放射線を受ける量を0にすることができないという事が最も印象に残りました。また、霧箱の実験で放射線の軌跡を見ることができてとても面白かったです。今回学んだことを2年生になってからの課題研究の参考にしたいと思いました。

・頻繁に耳にする放射能、放射線について詳しい知識を持っていなかったため、この機会に正しい知識を得ることができて非常に幸運だったと思いました。霧箱の実験や教室の放射線量測定は新鮮な体験で、楽しんで放射線について学ぶことができました。霧箱で放射線が通った跡を視認できるようになる理由などを個人的に調べてみたいと思います。

・実験では、放射線の軌跡を見ることができて感動しました。放射線の測定では、教室の放射線の量を測ることで常に放射線を浴びていることを実感しました。さらに、塩や石・肥料など身近なものからも放射線が放出され、放射線を受ける量をゼロにすることはできないことに納得しました。第二章の講義では、放射線のことだけではなく、あらゆることについて正しい知識をつけることが大切だと思いました。来年の研修も楽しみです。

・放射性物質と放射能、放射線の違いを知り、面白いなと思いました。身近で原子力発電などの放射性物質を扱うところはないですが、何かあったときにこのセミナーで得た知識を活かせれるようにしたいです。また、霧箱の実験で放射線を見ることができていい機会になりました。私達は日常的に放射線を浴びていると知ると、放射線は身近なものだと思いました。食べ物にも放射線はあることを知り、驚きました。このセミナーで学んだことが課題研究などのヒントになればいいなと思います。

・今までは放射線は何となく危険そうというイメージしか持っていませんでしたが、セミナーを受講して、私達は日常的に放射線を浴びているということを知りました。さらに、浴びる浴びないではなく、その量がどれくらいかということが大切だと分かりました。また、放射線は色々なところで有効活用もされているので、そういった知識を広げ放射線への偏見を減らしていくことが大切だと思いました。

・今までの知識に加えて、実験の面白さや測定の仕方を学べ、新しい知識を得ることができました。今回聞いて一番印象に残っているのは放射線被害による風評被害や・差別の話でした。日本で有名なのは福島の原発事故ですが、事故から10年以上経っても未だにひどい言葉をかけられている人がいたり、根拠のない噂で苦しんでいる人がいたりする。それはなぜかというと正しい知識を持っていない人が思いやりのない言葉をかけたり、差別的な行動を取ったりしているからだと思いました。私は今回の授業で正しい知識を身につけられたと思うので、ありもしない噂を聞いてもそれは違うと言えるし、少しでもその噂を広まらないようにできると思います。他にも、体験したことのない実験ができてとてもおもしろかったです。放射線は自分の将来にあまり関わってこない分野だと思っていましたが、今までより放射線に興味を持つことができたので、今後も自分でもっと調べてみたいと思いました。特に私は宇宙に関わることが好きだから宇宙と放射線のつながりなども知りたいです。

・私は今まで放射線と聞いて、人に害を及ぼす危険なものとイメージしていましたが、身近なたくさんのものに利用されていることに気付きました。また、放射線はがん治療にも使われていることを初めて知りました。 霧箱の実験では、放射線の飛跡を見ることができてとても楽しかったです。実験を通して、飛跡が不定期で発生することが不思議だと思ったので、調べてみたいです。 福島第一発電所で放射線が漏れた際に、たくさんの人々が差別やいじめを受け、それは今も続いていると知って驚きました。 私は、正しい知識を身につけ、放射線に対するマイナスなイメージを減らし、放射線を暮らしの中でもっと役立てていきたいと思いました。

・放射線のことは化学の授業や、事前学習で少しは知っていたけれど、放射性物質と放射能、放射線の区別があまりついていなかったので、今回の実験や講習会を通して深く知ることができました。霧箱の実験では、放射線は雲の様になってでているのを見ることができて楽しかったです。放射線の測定の実験ではあまり、大きな違いがないのかなと思っていましたが、船の塗料と自然な空間では10倍以上違っていたので驚きました。放射線のことをこれからも学んでいきたいです。