3月11日(水) 本校2年生の希望者20名がSSH沖縄研修2日目に参加しました。1日目は曇りがちだったのですが、今日は快晴です。ここから2日間、沖縄科学技術大学院大学(Okinawa Institute of Science and Technology : OIST)での研修を行います。


最初にOISTの概要について科学教育チームリーダーのMeria Miller先生から説明していただきました。OISTは、学部を設けず理工学分野の5年一貫制博士課程の教育を行う大学院大学です。教員・学生の半数以上を海外から採用し、教育および研究は全て英語で行っているとのこと。(津山高校の沖縄研修も、英語で行われます。)50以上の国から研究者が集まり、科学分野の垣根を越えて協力する世界最高水準の研究拠点として、住居も含めた運営がされていること。OISTに進学する場合の道筋についても説明していただきました。

次に、『幾何学的偏微分方程式ユニット』の大学院生 Made Benny Presetya WIRANATA先生の英語講義を受けました。教育学も研究されておられるとのことで、幅広い生徒に理解可能で科学的な興味関心につながる数学・物理の基礎概念を選び、論理的に構成された講義と Hands-on activity をしていただき大変勉強になりました。インドネシア出身のWIRANATA先生が、母国語ではない英語で示した言語化能力・表現力に、生徒も大きな刺激を受けたようです。


昼食はOIST職員用のカフェで食べました。国際色豊かでメニューが多様なだけでなく、くつろいで会話のできる場所としても整備されていました。大学院生の方にインタビューを試みる生徒もいました。



昼食後は4人ずつ5グループに分かれてディスカッションセッションです。1グループに一人、OISTの大学院生もしくは職員の方が15分ごとに交代しながら、研究内容や進路について、英語で議論をしました。


その後はOIST内のキャンパスツアーを行いました。曲線や自然色を活用した周囲の景観に溶け込むデザインや、学際的な議論を推奨するために各所に設けられたミーティングスペースなどが印象的でした。



この日最後の研修として、『神経活動リズムと運動遂行ユニット』で技術員を務めるHugo Hoedemaker先生に、動物実験についての国際的なコンセンサスと、マウスを使った行動実験や神経学実験のOISTでの実例について講義をしていただきました。1日目から大変充実した研修ができました。OISTの皆様、ご協力ありがとうございます。2日目へと続きます。


