5月18日(土)、SSH運営指導委員としてお世話になっている京都大学国際高等教育院 特定教授の杉山雅人先生(本校卒)をお迎えし、SSⅠ、NSⅠ、MSⅠの第1回合同ワークショップが開催されました。
今回のワークショップは、高校2年次生にとって今年度初めてのものであり、事前学習を行ったうえで強い意気込みを持って当日に臨みました。
杉山先生には 、 京都大学の紹介から大学や社会で活躍するための心構え、そして杉山先生が研究されてきた水圏化学の話に至るまで、 これから自身の進路と向き合っていく生徒たちにとって 、非常に価値のあるお話をしていただきました。生徒も終始、熱心に耳を傾けていました。
最後に生徒の感想を紹介します。
【生徒の感想】
京都大学の特定教授と聞き、最初は難しい内容の講演かと思っていました。しかし杉山教授は要点をまとめ分かりやすく、かつユーモアを交えてお話ししてくださいました。そのおかげで「学ぶ」上で大切なことをしっかり吸収できました。
印象に残ったのは「興味を持て」と「多角的な視点で考えろ」というメッセージです。受験に向けて志望する学問を考えている中、自分の興味を知ることが最も必要だと改めて気付かされました。焦らず着実に、しかし積極的に自分の興味について考えてみようと思います。
また、多角的な思考は将来働く上でも必ず必要だと杉山教授はお話していました。事前学習で社会問題について話し合ったときも他の人の意見を聞き、コレも課題と捉えるのか!という発見がありました。他者の意見は自分の意見をより深める材料になります。そういった機会を自ら増やし、他との違いを受け止めた上で有効活用していきたいです。まずは課題研究から実践してみます。
このワークショップは受験だけでなく生き方も考えさせられるような良い経験となりました。