5月18日(土)、SSH運営指導委員としてお世話になっている広島大学病院形成外科・国際リンパ浮腫治療センター 光嶋 勲 寄附講座教授 (本校卒)をお迎えし、NSⅡ、MSⅡの第1回合同ワークショップが開催されました。
講演では,世界トップレベルの技術と実績をお持ちの先生から形成外科医としての経験や実際の症例を分かりやすく生徒たちに伝えていただきました。限界をつくらず新たなことに挑戦する姿勢に生徒たちも大きな刺激を受けていました。また,医学だけではなく,医療工学の大切さや日本の技術力の高さについても伝えていただきました。この科目を選択しているのは,将来医学や自然科学を学んでいきたいと考えている生徒たちであるため,光嶋先生の世界に引き込まれていました。
最後に生徒の感想を紹介します。
【生徒の感想】
一番印象に残ったことは誰かのために何が出来るかを常に考えていることです。どんなに難しい技術を必要とする場合でも前例のない手術を必要とするでも困っている人を助けるために試行錯誤していてすごいなと感じました。他の人なら諦めてしまうようなことも先生なら可能にしていてこれまで多くの人が助かったのだろうなと感じました。また、世界各国で経験を積まれていることを知り、国内だけでなく海外の人ともコミュニケーションを取り様々な経験をすることが大切だと思いました。先生も言われていたようにこれからは女性が活躍出来る社会になってくると思うので自分の夢を実現できるように今やるべきことをしっかり頑張ろうと思います。
私は医師になることが小さいころからの夢で、今までも今回のようなワークショップを通して多くの医師の方からお話を聞かせてもらいましたが、今回のワークショップを通して初めて自分も世界に通じる医師になりたい、全世界で応用される技術を身につけたいと思うようになりました。
実際に手術をしている映像も見せていただいて、肉眼では見えないような針と糸を使って迷いなく手を動かしているのがすごいと思いました。 また、光嶋先生がおっしゃっていた、「いつも夢を持つ」 「何かでNo.1を目指す」という言葉が印象に残りました。これらの言葉を思い出しながら、日々の勉強を頑張り、夢を叶えられるようにしたいと思います。