京都大学研修

8月5日に2年次生31名で京都大学研修を実施しました。

この研修は,津山高校独自の学校設定科目「ナチュラルサイエンス」「ソーシャルサイエンス」の一環として,将来の各分野のリーダーとなる人材を育てる目的で実施しています。

本校同窓会 京阪神支部長でもある京都大学・杉山雅人特定教授と京都大学の先生方,多数の本校出身の京都大学生たちの支援を得て,充実した研修となりました。

(1)本校卒業生による学修・大学研究紹介および交流

経済学部 大学院工学研究科に在籍している2名の卒業生から大学生活や大学での研究などについてお話を聴くことができました。また,農学部,薬学部に在籍している卒業生も含む4名とお昼ご飯を食べながら交流を深めることができました。

(2)研修

模擬授業①「発達障害の本質理解と精神の健康」

 総合人間学部 人間・環境学研究科 船曳 康子 教授からは,発達障害についての基礎的な理解からこころの健康との関わりまで専門的な内容を,今までなされてきた研究についても触れながら,分かりやすくお話ししていただきました。医療だけではなく,社会,福祉,教育等様々な領域にも繋がりうる題材でもあるため,講義に熱心に聞き入っていました。

模擬授業②「古典の世界―大学で学ぶ「国語」の世界」

 総合人間学部,人間・環境学研究科 佐野 宏 教授からは,古典を題材に文学作品の読み方についてご講義いただきました。捨身飼虎図にみられる異時同図法や,宇治拾遺物語と法華経の関連など,どんな文脈を与えるかによって読み方が変わることを学びました。生徒たちはその奥深さに引き込まれ,講義に熱心に聞き入っていました。

(3)キャンパス巡り・研究室訪問

 最後にキャンパスを散策させていただきました。希望者は,菅田 浩司 准教授に案内していただき,薬学部の研究室を訪問させていただきました。

<生徒感想抜粋>

・特に古典の講義が印象に残っている。これまで授業で習った解釈が一つの正解ではなくて,その物語が書かれた時代の文化や風習,人々の暮らしなどを知ることによって,よく知っていると思っていた話にもさまざまな解釈を試みることができることがわかり,視野が広がった。

・今回の研修では,僕の志望する学部は直接なかったのですが,原理を疑って新しいことを探求するという点ではどの学部でも共通していることがわかって,これから勉強,研究をしていくうえで,とても良いモチベーションになりました。