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SSH サイエンスセミナー 開催(R8.8.22)

 8月22日(土)、本校視聴覚室でSSHサイエンスセミナーを開催しました。講師に本校卒業生の片山栄作氏(津山市在住)をお招きし、「地球はどうやって住める星になったのか?」という演題で、太陽系の歴史、惑星の物理法則、地質学、古生物学など様々な観点から、現在の地球が生物の生息できる環境になった過程を、300枚のスライド資料を活用して説明していただきました。

 片山先生は東京大学医学部をご卒業後、東京大学医学部をはじめ数多くの大学で教鞭を執られ 、研究活動を続けられました。アマチュア天文家としても有名で、天文関係の書籍や雑誌に撮影された写真が掲載されています。退官後は津山に戻られ、天文観測と環境問題の研究を続けられています。

 今回は本校生徒(中3〜高1)60名が受講しました。難しい内容もありましたが、自分たちの住む地球の成り立ちについて科学的な視点を持って学ぶことができました。生徒からの質問も「医師と天文学者の二刀流について」「地球に生物が住める限界点」「映画に出てくるワームホールでの移動は実現可能か」「ボイジャー1号の燃料について」など多岐にわたりましたが、すべての質問に対して具体的な数値を出して論理的に回答してくださいました。聴講した生徒の科学的関心が高まるセミナーとなりました。
 片山先生の講演は11/14(土)に第2回、12/19(土)に第3回を予定しています。次回以降はいよいよ温暖化など地球環境問題の本質に踏み込んだ話をされる予定です。どんなお話になるか、今から楽しみです。

理数科放射線セミナー(R8.7.31)

7/31(金)午後、理数科1年次生を対象に、鳥取大学の北実先生をお迎えして、放射線セミナーを開催しました。
 毎年このセミナーでは、身の回りに存在しながらあまりその仕組みと中身を知られていない放射線について、必要な知識を学び実験を行います。また放射線の知識は、理学・工学・農学・医学など多方面の進学先で将来関わることになるもので、この講座は生徒の知識の幅を広げる貴重な体験になります。

この講演を通して、生徒は自然放射線のレベル,人体への影響と線量の関係など、放射線に関する正しい知識を得ることができました。また、放射線の有効活用の例として医療では欠かせない技術となっていること,工学や遺跡の年代測定など幅広い分野に応用されていることなど、生徒にとって今後の学習意欲が高まるよい経験となりました。

<生徒の感想(一部)>

・放射線は想像以上に私たちの生活にありふれていることがわかり、今度はその一つ一つの仕組みを理解したいと思った。放射線のことを「危険そうな素速いもの」と曖昧に捉えていたが、「ぶつかった相手を電離させる粒子」という放射線の定義を知って、さらに本物の研究者のお話を聞いて、放射線への見方が変わり放射線の関心が高まった。

・今回の放射線セミナーで、普段の生活の中では目に見えない様々な種類の放射線について、霧箱や放射線測定器を使って放射線の量を調べることができて、面白かったし興味が湧いた。また、距離や物質によって放射線の量が変わることや、物質の厚さも放射線の量の変化に関係あることが実感でき、興味深かった。

・今回のセミナーを通して、放射線とは危険なものとは一概に言えず、医療や工学、農学など様々な分野で活用されていると知り、放射線について今後の展望についてもっと理解したいと思った。これからも放射線は私達の生活に身近なものとなっていくと考えられるので、正しい知識を得て、正しく放射線と向き合うことができたら良いと思う。

令和8年度SSH生徒研究発表会(全国大会)

8月5日・6日に、神戸国際展示場で行われたSSH生徒研究発表会に、本校から研究班が参加しました。今回の参加数は、数学・情報33校、物理・工学41校、化学54校、生物(動物・医学)42校、生物(植物・農学)46校、地学23校で、合計239校がポスター発表を行いました。

本校からは、「路面を走行した際の水の跳ね上がり方についての研究」というテーマで発表を行いました。実際に使用した実験装置と、水の跳ね方の様子を記録した模造紙を展示したところ、多くの人が足を止めて興味を持ってくれました。中には実験装置の写真を撮って帰る参加者もいたほどです。発表中には数多くの質問が寄せられましたが、生徒たちはその一つひとつに堂々と受け答えをすることができました。審査員の先生方との質疑応答でも物怖じすることなく、自分たちの研究についてしっかりと説明することができました。

生徒自身も、他校の発表を聞くことで多くの刺激を受けたようです。研究のレベルは非常に高く、自分たちの実験結果から新たな仮説を見出し、それを検証するための実験まで行うなど、何段階にもわたって研究を深めている学校が多く見られました。また、大学や企業と連携しながら研究を進めている学校も多く、専門的な知見を積極的に取り入れる姿勢が印象的だったようです。発表の合間には、他校の生徒との交流も楽しみ、有意義な時間を過ごすことができました。

残念ながらステージ発表に進んだり、受賞したりすることには至りませんでしたが、自分たちの研究結果について最後まで堂々と発表しきることができ、大変良い経験となりました。今回の発表会で得た学びや刺激を、今後の研究活動にもぜひ生かしてほしいと思います。

令和8年度SSH東京研修

SSH東京研修1日目

20名の生徒が津山駅を元気に出発し、期待に胸を膨らませて東京大学へ向かいました。
1日目は東京大学本郷キャンパスにて中木戸誠先生より「抗体分子のエンジニアリングによる医薬品開発」についてご講義を頂き、その後2つのグループに分かれ「大学院生との交流」「研究内容と施設の案内」を体験しました。
工学の視点から化学にアプローチする高校にはない新しい視点や、学部を絞れないからこそ東京大学を選択した大学院生の話を聞き、生徒はとても刺激を受けていました。
第1日目から大変有意義な時間を過ごすことができました。

SSH東京研修2日目

2日目午前中は駒場キャンパスにて上野和紀先生より「量子論が巨大スケールで見える物質の世界」についてご講義を頂き、その後液体窒素を用いた超伝導の実験や研究室紹介を行って頂きました。「大学生は自ら動き探究し、自分の考えをもって教員と対等に議論すべき」というお言葉から講義が始まり、信念を持って探究されている姿を見て講義終了後も先生に質問する生徒も多く見られました。
午後からは弥生キャンパスに移動し、武多昭道先生より「超新星の名残を使った地球の透かし撮り」についてご講義を頂きました。「文理問わず全ての学問は相互に複雑に絡みあっていて、一つの学問の進化は他の学問に大きな影響を与える可能性がある」という言葉が印象的で、VRを使った空気シャワーの体験もすることができました。武多先生より紹介していただいた国宝根津神社に参拝し、学業成就など各々が願い事をして帰路につきました。

SSH東京研修3日目

上野駅で降りて国立科学博物館へ。日本館や地球館を巡り東京研修を通して得た新しい考え方や知識をより深く学習することができました。生徒は中学で訪れた時よりも理解できる内容も増え、人類の歴史を違った視点で復習することができたと感想を述べていました。東京での3日間を経験した生徒たちは今まで以上に真剣に自分の進路を考え、高い目標をもって高校生活を送ってくれることと思います。

令和8年度 SSHライフサイエンス研修

8月6日・7日の2日間、1年生18名が福山大学生命工学部を訪れ、グリコーゲンの酸加水分解をテーマにした実験研修を行いました。先生方や大学生(TA)の温かいサポートのもと、高校では扱えない精密な器具を使い、本格的な研究を体験しました。

秦野名誉教授による講義では「ラオスでラム酒を作る」という夢への挑戦談など、親しみやすく引き込まれるお話を通じて、生徒たちは科学の真の面白さを実感しました。「疑問を恐れず質問しよう」という言葉に背中を押され、学びに対する姿勢が大きく変わりました。

また、太田教授による実習を通じて専門的な実験操作や器具の扱い方を基礎から習得し、単に手順をこなすだけでなく「何のために測定するのか」という目的意識を持って実験に臨む重要性を身につけました。

2日間にわたり、温かいご指導と貴重な学びの機会をご提供いただきました福山大学の皆様に、心より感謝申し上げます。この経験を、今後の理数科での研究にしっかりと繋げていきます。

【吹奏楽部】吹奏楽コンクール予選大会に出場しました

8月2日(日)、マービーふれあいセンターで行われました、第67回岡山県吹奏楽コンクール高等学校A部門予選大会に出場しました。今回は久しぶりに中高合同での出場となり、高2~中2の部員が出場メンバーとして演奏しました。中1の部員は運搬補助員として頑張ってくれました。結果は、目指していた予選突破はならず、銀賞でした。

審査員の方々からのご指摘を真摯に受け止め、また、はっきりしている自分たちの課題を克服できるように、全員で次に向かって進んでいきたいと思います。 会場まで応援に来てくださった皆様、コンクール出場にあたりご協力くださった皆様、ありがとうございました。

第2回 NSⅠ・NSⅡ合同ワークショップを開催しました

6月27日(土)に、NSⅠ・NSⅡ合同で、第2回ワークショップを開催しました。今回は、京都大学の仲ゆかり先生をお招きし、近年注目されている気象科学や未来のテクノロジーをテーマにご講演いただきました。

ワークショップでは、まず私たちの生活にも深く関わる線状降水帯とは何かという基礎的な知識から、その発生メカニズムや気象予測におけるシミュレーションの最前線について、専門的なお話を分かりやすく解説してくださいました。

さらに、未来の気象制御技術として国が推進するムーンショット計画にも触れられ、人工的に天気をコントロールする洋上カーテンの構想など、まるでSFのような、しかし着実に研究が進んでいる最先端の取り組みについてお話しいただきました。地球規模の課題に挑む壮大な科学の可能性に、生徒たちは目を輝かせながら熱心に耳を傾けていました。

質疑応答の時間には、最先端の科学技術や未来の予測に刺激を受けた生徒たちから、鋭く積極的な質問が次々と飛び出しました。仲先生は、その一つ一つに対して大変丁寧に、そして優しくお答えくださり、対話を通してさらに学びが深まる素晴らしい時間となりました。

仲先生、お忙しい中、私たちのために素晴らしいご講演をいただき本当にありがとうございました。

【生徒の感想】

  • 普段なんとなく身近にあった雲や線状降水帯の詳しい成り立ちや要因などを知ることができました。積乱雲は豪雨をもたらす雲の最小単位のサイズであることにびっくりしたし、積乱雲内部にプール一万倍分もの雨が含まれていることも驚きでした。また自分の地域で豪雨になっていなくても、流域に水がたまって急激に水位が上がることがあると知って、気をつけなければいけないなと思いました。そして、線状降水帯の自己組織化構造も興味深かったです。一回発生していくと勝手に育っていくものだと知れました。将来カーテンの研究が進んで実現すれば、より良い世界になると思いました。学問の発展が、私たちの生活をより良くしてくれるので、これからも勉強を頑張って、そんな研究ができるような人になりたいと思いました。
  • 台風の時にも線状降水帯が発生するんだなとニュースなどを見て思っていたが、停滞前線がある時に線状降水帯が発生することを知り、今までの知識は間違いだったと気づくことができました。特に印象に残ったのは洋上カーテンで、物理的なアプローチで気象を制御するのがとても発想が面白いなと思いました。予測ができても、気象は変えられないから災害に備えることしかできないと思っていましたが、気象制御が少し現実的になっていることを知って、すごく驚きました。また、線状降水帯がなぜ線状になるのかの説明がとてもわかりやすくておもしろかったです。貴重なお話をありがとうございました。
  • 気象の制御を考えるには豪雨の被害を抑えられて成功ではなく、色々な面も考慮して影響がないようにしてから初めて成功になるということ。ひとつのことだけじゃなくてそのまわりのことなどにどんな影響を与えるのかなど、色々なことを考えることが必要ということを知れました。線状降水帯にも出来方が違うものがあるということを初めて知りました。温暖化が進むことでこんなに気候が変わってしまうということが再確認できました。初めは気象の制御ってSFのような話だと思っていたが、先生の話を聞く中で、これから温暖化が進んでいく社会の中でこの技術がないと大きな被害が起こってしまうということがわかりました。気候を人為的に制御していくには、気候以外の様々な物への影響や可能性を考慮しなければならなく、とても時間がかかることだと思ったし、1度完成しても何度も考え直さなければならないのだということを知ることができました。
  • 私はよく過去の出来事やデータに基づいて物事を考えてしまうが、今回の仲先生の講義を聞き、災害への対策をする上では未来の出来事を見通すことが必要なのだと学んだ。そのためには、複数の種類のシミュレーションを繰り返し行うことが重要なのだと思った。今まで、工学部は電気・機械のイメージがあったが、仲先生のように、気象や災害対策のことまで研究できるのだと知り、工学部に少し興味を持った。地球温暖化という一つの問題でも、様々な方向からアプローチできると思うので、視野を広く持っていきたい。

【吹奏楽部】ホール練習を行いました

7月20日(月祝)、津山文化センターでホール練習を行いました。8月2日(日)に行われる岡山県吹奏楽コンクール予選大会に向けて、ホールでの響きを意識しながら練習しました。

今回の大会は中高合同で出場するため、例年とは違う動きもありますが、津吹として団結し、予選大会をまずは突破できるように頑張っていきます。

津山文化センターの皆様、ひな壇の組立・解体に協力してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

【硬式野球部】初戦突破!

夏の高校野球岡山大会が始まりました。9日に倉敷マスカットスタジアムで開会式があり、津山高校の選手達は堂々たる行進を終えました。

13日、倉敷市営球場での津山高専との初戦を迎え、緊張した面持ちと雰囲気で試合が進みました。6回まではお互いにチャンスを活かしきれず、1対1の同点。7回にキャプテン奥の犠牲フライで均衡を破ったあとは、8回,9回と追加点を加え、最終的に14対1で勝利しました。

2回戦は、(雨天順延がなければ)18日(土)9時より倉敷マスカットスタジアムで、岡山大安寺と対戦します。 応援よろしくお願いします。

【硬式野球部】壮行会(R8.7.5)

 第108回全国高等学校野球選手権 岡山大会の初戦を迎えるに当たり、本校中学校体育館で壮行式が実施されました。あいにくの雨模様でしたが、野球部OB会会長を始め、野球部をこれまで支えて下さった多くの方々からの激励金および温かい激励の言葉をいただきました。また、マネージャーからは、部員へ鶴文字による応援メッセージの披露がありました。初戦は、7月13日(月)11:30~ 倉敷市営球場で津山高専と対戦します。精一杯戦ってきますので、応援よろしくお願いします。