SSH成果報告会を行いました

7月13日(火)の6・7限目にSSH成果報告会を本校で行いました。 前半では、本校を卒業し最先端の自然科学研究者として活躍されている東北大学金属材料研究所の岡田達典助教のリモート講演を行いました。 岡田先生からは「超伝導・定常強磁場の紹介と津山中学・高校の生徒に挑戦して欲しいこと」という講演テーマで、超伝導現象の基礎からその発展性など非常に夢のあるお話をしていただきました。またご自身の経験を元に本校生徒のために勉強法や元気の出るメッセージをたくさんいただきました。 後半は高校3年次生代表生徒による課題研究発表を行いました。普通科人文コース、自然コース、理数科それぞれ代表の生徒が昨年度1年間取組んだ課題研究について発表を行い、全生徒と成果の共有を行うことができました。

<生徒の感想>

超伝導というテーマはあまり身近に聞いたことのないものだったが、応用例を示していただいたことで理解ができ、非常にわかりやすいご講演だった。進路を検討する点でも、自身の興味を広げる点でもためになり、生涯にわたって物事を探究し続けたいと感じた。知らない人に研究を伝え、届けるための言語や能力を身につけようと決意するとともに、自分の軸を捉え直す貴重な機会だった。

物理で世界最先端の研究だったので難しかったが、超伝導などについて少し理解することができた。温度が下がることで0抵抗になることやそもそも抵抗がどのようにおこるかなど、これまで習ったこともまじえながら説明してくださって分かりやすかった。岡田さんの実体験もきいて自分でも人生がどうなるかは分からないと感じたのでこれからも視野を狭くしないよう日々意識したいと思った。

超伝導の話は研究が難しそうだったけど面白いなと感じました。MRIなど私達の身近な生活に関わり、世界に通じる研究をしていらっしゃることは凄いと思いました。

高校の先輩方の研究も理解するのは難しいですがおもしろく凄いと思いました。今日の授業で将来への考えも深まり、高校生になって自分もやってみたいなと思いました。