手話パフォーマンス甲子園(令和3年7月)

新しい取り組みとして手話に挑戦しました。

日本で多く使われている手話は、「日本手話」というろう者の文化の中で生まれた言語で、大半のろう者が使用しています。日本語の文法や語彙とは異なるけれど、現代の手話の中心になっている形式です。

家庭クラブで考えた食育ソング「どんな野菜がとれるかな?」を手話で表現してみることにしました。手話はそれぞれの動作に意味があるので、歌詞に使われる言葉の意味や、歌詞の意味をよく理解して適切な手話で表現しなければいけません。

生徒全員クラスで手話を調べ、クラブ員がよりわかりやすい手話を選びました。実際に歌にあわせてみると、スピードに追い付かず、動きが複雑すぎるものもあり、何度も改善をしながら完成させました。   

放課後に集まって互いに教えあいながら手話を練習しました。なかなか動きを覚えられず、手話を使うことの難しさを体感することができました。本番は、緊張しながらも笑顔でしっかり伝えることができました。これからも手話について理解していきたいと思います。