恩原大会


 

 2011年最初の大会です。2月3日〜5日に恩原高原で行われた冬季登山大会に参加してきました。冬山の登山大会とはいっても,危険なことをするわけではなく,雪を楽しむ大会です。初日は雪を掘ってテントを立て,食事を作って寝るだけです。寝袋を二重にして,カイロを貼って寝ました。強い寒気が抜けた後でしたが,それでも−5℃くらいで,雪にぬれた靴は完全に凍っていました。

 2日目は朝から夕方までスキー! レベルごとのグループに分かれ,指導を受けたあとはフリーに滑りました。雪質は,パウダースノーとはいきませんでしたが,硬すぎず柔らかすぎず,滑り心地はなかなか良かったです。平日のため,ゲレンデは空いていて,滑り降りたらそのままリフトに直行。何回乗ったか分からないくらい,とにかく時間いっぱい滑りまくりました。

 3日目は4:30起床で,まだ暗いうちに三国山に向けて登山行動を開始しました。雪に足が埋まらないように,ワカンというものを登山靴に装着しての山行です。一面真っ白な雪原を歩きました。傾斜がそれほどきつくなく,見晴らしもいいので,一般の人にも人気のコースらしいです。ある程度上ったところで日の出も見えました。短時間の登山でしたが,雪山を堪能することができました。

 この恩原大会は,勝敗を競うのではなく,冬山での初歩的な行動・生活技術を身につけながら,とにかく楽しむことが目的の大会です。津山高校チーム参加メンバー4人は,全員元気に,目的を十分達成することができたと思います。

左:テントの前で食事  中:スキー  右:夜明け前,登山行動開始

左:夜明け前の小休止  中:日の出寸前  右:谷を渡る隊

左:これがワカンです  中:積雪170pの雪原  右:雪の斜面ではしゃぐ参加者

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