日本地球惑星科学連合2017大会・高校生セッションでW入賞!

5月21日に千葉・幕張メッセで開催された「日本地球惑星科学連合2017大会・高校生セッション」で,本校から参加した2チームが研究発表を行い,見事,入賞を果たしました。全国入賞2本の快挙です。

 

この大会は,地球科学系の様々な学会が合同で開催する大きな大会で,NASAやJAXA,国立天文台も参加しています。

高校生セッションでは,全国の高校から81本の研究発表があり,本校からも2チーム6名が参加,2本の研究発表を行いました。本校の研究は,いずれも独自の装置を工夫し,膨大な実験を重ねた力作で,研究者の方々から高い評価をいただきました。

 

【優秀賞】(最優秀賞1本に続く上位4本)

「広戸風と地形の関係性についての研究」(理数科3年日野田・早瀬,普通科3年花房)

自作の中国山地地形模型を多数製作し,500回以上の風洞実験を重ね,那岐山から吹き下ろす暴風「広戸風」の流線を再現,分析し,過去の本校広戸風研究の集大成を目指しました。空気の流れのモデル化と,それを検証するために製作した多数のモデル地形,自作の送風装置,流れの可視化の工夫,膨大な量の実験と独自の視点からの分析,実験結果と気象データの照合,などが高く評価されました。

【奨励賞】(優秀賞に続く上位7本)

「自作の無定位磁力計による津山海消滅過程についての研究」(理数科3年戸田,加納,三宅)

津山市内の1600万年前の地層を貫く玄武岩脈の時代と成因を古地磁気測定によって探るため,無定位磁力計を自作し,測定に挑みました。市内石材店の協力や本校OBの人脈を通じての指導助言も得ながら,玄武岩脈の残留地磁気の測定に成功。この結果から,当時の津山地方にかかった地殻変動の圧力の向きを解明し,これによって中国山地の隆起と,それに伴う「津山海」消滅の過程を推理しました。無定位磁力計の作成にチャレンジし,古地磁気の測定に成功し,中国山地の成立と津山海消滅過程への仮説の検証につなげた点が高く評価されました。