SSH食品科学講演会

6月4日に、美作大学大学院 教授桑守先生をお招きして食品科学講演会を行いました。
食品や発酵について大変分かりやすく話をしていただきました。

講演会の様子

講演会の様子

美作大学大学院 教授 桑守先生

美作大学大学院 教授 桑守先生

SSH食品科学講演会「発酵食品と微生物の関わり」 生徒感想一部抜粋


講演を聴いて、「発酵」とはとても不思議だと思った。腐敗とほぼ同じであるのに、繁殖するカビの種類によって区別されることを知り大変驚いた。先人の知恵や工夫によって、発酵により腐敗にならないようにわざとカビや菌をつけて、食べられるようにしているということが興味深かった。これまでは、食品を選択する場合、賞味期限の長いものを選びがちだったが、今後は、健康を考えて選択・購入するようにしていきたい。


・微生物や食品について、興味や関心をよりいっそう深めることのできる講演で、発酵について分かりやすく知ることができた。微生物がどのような分解をしているのかを、徹底的に調べるのも面白そうだと思った。乳酸がどのような物質なのか詳しく調べてみたい。


・発酵食品とはどういうものなのか理解を深められた。今まで発酵食品というのはただ増えていくだけのものだと思っていたが、他菌を殺す力があると知って驚いた。人間にとって有益なカビが他の細菌にとって有害だという点は、たいへん興味深く、私たちにとって便利でいいと感じた。微生物が増えても食べられる発酵食品は本当に不思議なものだと思う。


・発酵菌は様々なことの代用ができるということがわかり、面白い菌だと思った。これからは「発酵」に注目して、激臭を経験せず発酵食品の食事ができるような発酵食品の開発をしてみたい。来週の味噌造りでは、なぜ蒸した大豆と麹と塩のみで味噌という発酵食品になるのかということを意識しながら実習していきたい。


・発酵菌の特徴についてよくわかりとても面白いと思った。微生物の繁殖を抑えることで食品を長持ちさせることができることがわかったが、シュールストレンミングの製法にはびっくりした。私たちの身の回りには役に立っている菌もあるということを改めて感じた。発酵菌は他の菌を殺すことができるため、菌の中では一番強いということがわかり、発酵菌=毒ではないということが一番心に残った。


・腐るから冷凍使用、防腐剤を入れようではなく、腐っても食べる事ができるようにと考えた先人たちは本当にすばらしいと感じた。添加物がたくさん入った食品でもいつかは腐ってしまうのなら、体に良いことだらけの発酵食品を選んで食べる方が良いのではないかと思った。以前、醤油と生醤油の味がなぜ違うのかと疑問に思ったことがあるので、この機会に調べてみたい。


・「生きる」ということは、分解と再合成を同時に行っているということに「確かに!」と改めて気づかされた。発酵菌は他の菌を殺したら、その殺された菌の死骸はそのまま残っているのか、もしくは発酵菌によって分解されるのか疑問に残った。シュールストレンミングのように強い1つの発酵菌が他の菌を全部殺すまで待ったら食べられるものが、他にもあるのかどうか大変興味を持った。