12月10日(土) 海外研修  生徒企画トークセッション Gravity Industries Alex Wilson氏

例年ならアメリカ合衆国で実地研修を行う海外研修プログラムですが、本年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で実施中止となりました。その代わりに参加生徒たちがトークセッションを企画しました。第1弾は空飛ぶジェットスーツを開発して話題の企業Gravity Industriesと交渉し、電子部門長のAlex Wilsonさんとお話ができることになりました。

 Alexさんはとても気さくに生徒たちの質問に答えてくださり、ジェットスーツの実用化が見込まれる分野や、研究者としての心構え、開発の裏話などを教えてくださいました。世界から注目されるベンチャー企業で働く研究者と対話することができ、生徒たちは自分たちもこんな風に活躍したい!と胸を躍らせていました。

以下は参加したある1年生の感想です。

初めは海外の人の英語が聞き取れるのか、ということがとても不安だったけど、始まった瞬間に話の内容に引き込まれてあっという間の20分間だった。いつもリスニングで聞いているような英語ではなく、実際の会話として使われる英語は違うことが感じられ、今後の英語の勉強のヒントをもらえた。ジェットスーツで空を飛ぶのは大変そうで、私たちが飛べる日は遠い遠い未来のように感じていたが、子供用や女性用など、様々なスーツをつくり、8割は飛べるようにするつもりだと聞いたとき、エンジニアの向上精神や自信が感じられ、とてもゾクゾクした。世界の広さや未来の新しいものと戦っていく、挑んでいく気持ちの強さを知って、私もいつか世界を舞台にして戦ってみたいと思った。また、先輩たちが続々と列になって質問しに行く姿に、先輩方の意欲が感じられ、新鮮な体験だった。