第52回十六夜祭を開催しました。

 9月3日(金)7日(月)に『第52回 十六夜祭』を開催しました。感染症対策のため、多くの点で例年と異なる形式での開催となりましたが、各部門で様々な工夫を凝らし、無事終えることができました。十六夜祭に関係していただいた全ての方に感謝申し上げます。

 このブログでは、2日間を振り返ってみようと思います。今年のテーマは「爽籟」でした。

【文化の部(3日)】

 体育館では、今年度、初実施となる映画の上映が行われました。各ブロックそれぞれのテーマをもとに撮影、編集を行ってきました。各ブロックそれぞれの特色がでており、どの作品も非常にクオリティーが高く、とても見ごたえがありました。校内では、各ブロック展示が行われ、巨大なオブジェの作成をベースとし、思考を凝らし、それぞれのブロックの世界観を創出したものが多くありました。また、今年度、3年次生は各クラスで展示を行いました。準備期間が短い中でも、各クラス楽しみながら、様々な工夫がされており、とても思い出に残るものとなりました。また、生徒会によるオープニングセレモニーやエンディングムービーも限られた作成時間の中で非常にクオリティーの高いものを作り上げ、文化の部を盛り上げました。

【体育の部(6日)】

 晴天の中、体育の部を開催することができました。開会式では各ブロック団長による選手宣誓などで体育の部が幕をあけました。午前の部は昨年度から始まった応援歌からスタートしました。応援歌ではオリジナリティーあふれる歌に加え、それぞれのパフォーマンスで会場を盛り上げました。また、感染症対策を行いながら、どの競技においても接戦となり、白熱していました。午後からの部は、応援団のパフォーマンスで幕をあけました。どのブロックも練習に練習を重ね、息の合った非常にレベルの高いパフォーマンスを披露し、会場の熱気がさらに高まったようでした。

【2日間を通じて】

 制限の多い状況の中でも、工夫を凝らし、準備や片付けも早く、それぞれが最後まで全力で取り組んでいたと思います。しかし、準備の段階では、苦しみ悩む姿もありました。涙を流した生徒もいました。そんな、汗と涙があってこその2日間。生徒一人一人が大きく成長するきっかけとなる十六夜祭であり、やり遂げた生徒たちの顔はまさにテーマである「爽籟」のようなさわやかさと充実感にあふれていました。生徒たちは十六夜祭を通じて、一回りも二回りも大きくなったように思います。