【理数科】令和3年度サイエンス探究Ⅱ中間発表

 令和3年7月15日(木)理数科2年次生によるサイエンス探究Ⅱ中間発表を行いました。4月から10グループに分かれ,テーマを決めて取り組んできた研究の成果を発表しました。部活動や勉強,委員会活動などでそれぞれ忙しい中,放課後の時間も使い,実験と考察を重ねてきたそれぞれの研究は見ごたえのある内容でした。

 今年度は新型コロナウイルスの関係もあり,本校のSSH運営指導委員の10名の先生方にオンライン会議アプリを活用して,中間発表に参加していただきました。WEBカメラ越しではありますが,指導・助言の時間では、生徒たちは活発に意見交換を行うことができました。

 運営指導委員や外部指導員の先生方(美作大学や津山高専の先生方),本校教員による質疑応答を通して,今後の実験・考察に向けて多くの課題を明らかにすることができました。ご参加いただいた先生方,ありがとうございました。
 生徒たちは発表会が終わってすぐに指導していただいた内容を参考にして,今後の実験計画について相談していました。

今回発表した研究テーマは以下の通りです。今後の研究の進行によってテーマは変更になる可能性があります 。

  • 箱内物体におけるバラ緩衝材の性能評価に関する研究
  • 多重構造物体の速度変化と内物体の運動解析
  • 物体と床の間に液体があるときのそれらの接触時間と最大摩擦力の関係
  • 液状化現象における粒子の挙動
  • 炭素棒による電気分解
  • 抗酸化物質について
  • 天然素材を用いたコーティングによる紙の耐水性と分解に関する研究
    ~プラスチックに代わる新素材を目指して~
  • スクラブ剤の研究
  • モジホコリの学習行動について
  • ゼブラフィッシュの“うつ様行動”の起こる条件について