ユニバーシティーカレッジロンドン(UCL)研究者とのオンライン研修(SSH海外研修)を実施しました

 4月14日(水)17:00~19:00(日本時間)、本校3年次生6名が、ユニバーシティーカレッジロンドン(UCL)准教授の紅林秀和先生による講義をオンラインで受講しました。

 令和2年度SSH海外研修の代替研修として企画され、第1弾の研修(http://www.tuyama.okayama-c.ed.jp/wordpress/?p=16987)後の、第2弾の研修として実施されました。生徒にとっては海外で活躍される研究者の方と直接やりとりができる最後の代替研修です。

 講師をしていただいた紅林先生は、ケンブリッジ大学博士課程を修了後、現在UCLで大学の教官として教育活動に研究活動(電子スピンを使った速くて省電力の次世代コンピュータの開発)と、海外で活躍されている方です。今回の研修では津山高校生徒が一番得るものがあるようにと、講演内容を生徒の要望に沿う形で準備してくださいました。生徒にとって海外で活躍される方から直接お話を伺う機会はめったにありません。紅林先生の過去の体験を元にした「人生学」について学びたいと、またとない機会に目を輝かせていました。

 研修では「人生体験談から」「グローバルで活躍できる人材とは?」「英語の話、留学の話」についての講義を受けました。生徒にとっては今後自分たちが歩んでいく将来への道標となる大変貴重な内容でした。特に成功に対する考え方は大変示唆的で、「俺のこれ、世界レベル」というキャッチ―なフレーズのもと、現時点で自分は何にどう取り組んでいくか意欲的な指針が得られた様子でした。

 研修を通して、紅林先生からは生徒が多くのことを学べるようにと様々な面でお気遣いいただきました。生徒からの質問・相談に対して親身になって返答していただき、研修後もメールを介して丁寧に回答していただけました。生徒にとって身近に控える大学受験や、今後大学で研究活動をおこなってく上での心構えなど、大きなきっかけをつかめた大変貴重な機会となりました。