「ソーシャルサイエンスⅠ」第4回ワークショップ

ソーシャルサイエンスⅠ(高校2年次生対象)の第4回ワークショップを2020年11月28日(土)に行いました。今回のワークショップでは、東洋大学文学部の岩下哲典教授をお招きしました。

<生徒感想>

「金海奇観」を実物で見る機会は、今回の講演に参加していなければなかったことだと思うので、とても貴重な機会となりました。「金海奇観」には絵がたくさん描かれていますが、大槻磐渓の絵がとても上手で驚きました。日本独特の浮世絵のような描き方で、ペリーやペリーとともに浦賀に訪れた人物の絵が描かれてあって私は違和感を感じましたが、先生が当時の人々にとってはこれが普通だったと説明されていて、当時の人々との価値観の違いを感じました。また、大槻磐渓が「金海奇観」の巻物のはじめの方に描いた異国船などは小学生が描いた絵みたいだと思いましたが、巻物の最後の方ではみるみる絵が上達していて、とても上手に異国船の様子を描いていて面白かったです。(中略)今回の講演を通して小学校・中学校で学んだ歴史よりもずっと深い歴史を学ぶことができて、勉強になり、とても楽しかったです。また、自分が知らなかった歴史の背景なども教えていただくことができました。本当にありがとうございました。