理数科の最も大きな特色である「サイエンス探究Ⅱ(課題研究)」の発表会を,12月12日(土)に本校百周年記念館で行いました。
理数科2年次生が9グループに分かれ,4月から準備を開始した研究の成果をプレゼンテーションしました。途中で新型コロナウイルスによる休校により研究が中断するなど,例年に比べて準備が大変でしたが,生徒は一生懸命に取り組んだ成果を発表することができました。
今回,SSH運営指導委員の先生方はオンラインでの参加となりました。また,課題研究指導の外部講師の先生方,外国語指導の先生方は,会場にて参加していただきました。お忙しい中,本当にありがとうございました。各研究のプレゼンテーションに対する質問やコメントをいただくことができ,大変充実した発表会となりました。
今後は,1月24日(土)にオンラインで開催される「集まれ!科学への挑戦者」のポスター発表に,7グループが参加する予定です。また,2月4日(木)には岡山県理数科課題研究合同発表会が開催され,代表2グループがオンライン発表,全グループがポスター交換を行います。この発表会で頂いたご指導を参考にして,より深い考察やわかりやすいプレゼンテーションを目指して成長していきます。
研究発表のタイトルは以下の通りです。
- シャトルの羽による空気抵抗の影響
- 斜面上を流れる粘性流体の運動分析
- 液状化現象における粒子の挙動
- スティックスリップ現象における理論周期の導出と検証
- お絵かきロジックの解存在判定
- スペクトルを用いた炎色反応についての研究
- 電気分解における電極中の気体の挙動の考察
- モジホコリの探索行動に及ぼす重力の影響
- ハチミツ中の耐糖性酵母の探索