令和2年度 新入生研修報告

4月17日(金)5~7限の時間を使い新入生研修発表を行いました。 新型コロナウイルスの影響で例年行われていた宿泊研修を取りやめ、 また、当初は21日に行う予定にしていましたが、 急遽この日に行われました。

  1. 年次団、クラスで研修に取り組むことにより、津山高校で学ぶ目的を理解し、望ましい集団を形成する。
  2. 研修を通して充実した高校生活を送るための良い人間関係を形成する。
    ・自他への気づき  ・新たな価値観の発見  ・発信力の育成
  3. 新たに始まった高校生活の目的を明確にし、自己の目標を設定する。

上記を研修の目的とし、各クラス10分間の制限時間の中でスタンツの発表を行いました。 三密を避けるなど、制約の多い中での準備となりましたが、生徒たちはそれぞれに工夫を凝らしながら取り組みました。 各クラスの発表を少しですが、紹介します。

プログラム1番 4組

桃太郎を題材としたオリジナルの寸劇を披露しました。 クラスの目標は『百花繚乱』。さまざまな花が咲き乱れるように、一人ひとりが立派に成長したいという思いを込めています。

プログラム2番 3組

ダンスを中心にした寸劇です。 自他敬愛、切り替えのできるクラス、笑いの絶えないクラス、明るいクラスの頭文字をとり、『じきしょうめい』という言葉をクラス目標にしました。

プログラム3番 6組

「もしも理数科なら・・・」をテーマに、津山高校の日常を理数科ならではの寸劇にしました。 理数科の頭文字から、『すうかの べての人が ちゅういち がやけるクラス』を目標にしています。

プログラム4番 2組

クラス目標『一笑懸命』を、歌とダンスで披露しました。 担任の先生たちも巻き込んで、一笑・・・いえいえ、大いに盛り上がりました。 先生たちの貴重なダンスも見られました。

プログラム5番 1組

音楽を使った無声寸劇で、見ている人たちの興味や想像を膨らませるものでした。 『ともに助け合い、楽しむことができるクラス』という目標をうまく体現しています。

プログラム6番 5組

津山高校での三年間を寸劇にすることで、『勉強や行事に一生懸命取り組む中で、失敗しながらも成長していく』姿を描きました。三年後、夢や希望を叶えられるとよいですね。

プログラム7番 全員

校歌を74期生全員で間隔の広い輪になり歌いました。 これまでなかなか歌う機会に恵まれませんでしたが、津山高校生としての自覚と誇りが感じられる演奏でした。

急な日程変更にも関わらず、それを感じさせない素敵な発表の数々でした。 また、見ている生徒も楽しむときは手拍子をしたり、真剣に見るときは見てメモをしたりと、けじめのついた素晴らしい姿勢でした。

理数科の発表の中にあったように、人生で出会う人の中で親密になる人と出会う確率は五千万分の1です。 新入生研修がコロナウイルスの影響を受ける確率も、高いものではないでしょう。 貴重な確率で出会った仲間と、この環境を乗り越えたことを誇りに、これからの高校生活も頑張っていってほしいと思います。

この研修の中で、偶然の出会いが必然の出会いに少し近付いていますように・・・。