理数科1年 サイエンスキャンプ

今年も理数科1年生で,5月27日~5月28日にサイエンスキャンプを実施しました。
初日は,和気町の「岡山県立自然保護センター」でフィールドワークを行い,動植物観察とウシガエルの解剖実習を行いました。その後,赤磐市の「竜天天文台」に移動し,観察活動の発表会,大型望遠鏡の操作説明や天体に関する講義を受けました。


残念ながら夕方から降り始めた雨は日が暮れても止まず,天体観測は実施できませんでした。


二日目は「岡山県生物科学研究所」にて研修を行いました。午前中は岡山県の特産である黄ニラの持つ機能性食品としての可能性と,少量の散布で作物の収量の大幅増加を見込まれるグルタチオンについての講義を聞かせていただきました。

午後からは近年農業の分野でも活躍しているドローンの飛行見学や研究所内の見学をさせていただきました。最先端の分析機器の説明を受け,将来、研究者になりたいと決意した生徒もいました。

生徒の感想から

【自然保護センター】

・正直,虫は嫌いだったけど,観察することでかっこいいところや生存競争の中での工夫などの新しい発見ができて,興味を持てるようになった。スケッチや観察では,普段使わないような感覚や視点を用いることが重要だと実感できた。先入観がいかに思考を留まらせているかを感じられた。

・いつも何気なく見ていた生物たちを注意深く観察することで,その生物のつくりや住める地域についていろいろ考察できた。私の父と祖父は,どちらも自然保護センターで働いていたときがあって,そのときに父が育てていたタンチョウを,父たちを知っている施設の方に案内していただいて間近で見たり,当時から働いていた方と話したりと,いろいろな貴重な経験ができた。

・カエルの解剖は,心臓が一心房一心室で人間とはつくりが違ったり,神経をつついてみたり,意外と表面が固かったりすべて新しい発見ばかりだった。今回の体験から,命を大切にしないといけないと思った。

【竜天天文台】

・職員の方の講義は,初めて聞くことも多く,おもしろかった。JAXAに映像を提供するなどの話を聞き,天文台はとても重要な施設であることが分かった。

・講義の内容が,ほとんど新しい知識でおもしろかった。いちばん驚いたのは星座の分け方で,星ごとに範囲が決まった形になって区切られているのがおもしろかった。学芸員になりたいと思った。

【生物科学研究所】

・グルタチオンに感銘を受けた。機能性をいろんな面から持っていることに,一番のわ くわくを感じた。地球規模で考えたときに,本当に夢が広がる話で楽しかった。

・今までぼんやりとしたイメージしかなかった研究所だが,どのようなものなのかがよくわかった。まず,特許の数に驚いた。岡山県の特産物からの抗酸化物質に注目しているところがおもしろいと思った。農業用のドローンを実際に見ることができ,非常によい経験になった。

・実際に研究室を見学させてもらって,バイオテクノロジーの世界を感じることができた。小さなミスが結果にずれをもたらすことがあるから,細心の注意が必要なことも分かった。岡山県の研究が世界に発信されていることが知れてよかった。

 

 

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