H30理数科「SSH地球環境研修」

9月29日(土)~9月30日(日)に,理数科1年生の希望者28名で,蒜山にある鳥取大学農学部フィールドサイエンスセンター「蒜山の森」にて地球環境コース研修を行いました。

1日目は,主に研修林での実習を行いました。

台風による雨模様で、カッパを着ての山歩き。キノコが生えていそうな箇所を散策しながら,演習林の頂上を目指します。雨のおかげか、多くのキノコを採集でき、いろいろな種類をセンターに持ち帰ることができました。

午後は採集したキノコの分類・同定を行いました。キノコの特徴だけでなく,おいしい食べ方など,キノコについて解説していただきました。生徒からも,絶え間なく質問が出ていました。

雨天で大山,烏ヶ山などが見えなかったのは残念でした。

 

日本キノコセンターの牛島先生の指示のもとに,たくさんのキノコを見つけることができました!なんとマイタケも発見!キノコの生えやすい場所を観察したり,特定の木にしか生えない種類のものを探したり,実際に触って特徴を確認したりなど,生徒には貴重な体験となりました。生徒もキノコを見つけては,写真に収めていましたキノコの分類は難しいのですが、しっかり質問しながら見分けていました。

夕食の前に,生徒が採集したキノコや植物を並べて,種類の同定を行いました。生徒は,牛島先生の知識に聞き入っています。

いよいよ夕食。採集したキノコも一緒に食材として食べます。食用のキノコもたくさん発見できました。

夜の研修では,採集したキノコの特徴についての講義,世界にある様々なキノコについて学びました。

2日目は,キノコの採集方法について講義と実習を行いました。台風の接近により、予定したフィールドワークから変更した内容です。組織を取り出して培養する方法や、胞子の採集方法など、学ぶことができました。

実際に研究や採集を行うときの話などを交え、研究に携わる先生から学んだ研究に対する姿勢や考え方、技術はサイエンス探究にも役立っていくと思います。

台風の接近により、午前の最後に2日間の研修のまとめを行い,班ごとに発表をしました。

 

<生徒の感想>

○きのこの組織分離と聞いて難しいと思っていたのですが、思ったより簡単にすることができました。きのこをほんの少ししか採っていないのに、そこから菌糸がたくさん増えていくらしいので、とても楽しみです。2日間を通して、きのこだけでなく、山に関する様々な事を知ることができました。また、牛島先生のように自分の好きなことを極めて、自分のものにすることが、理数科にとって重要な力なのかなと思いました。

○キノコ採りは山の中の散策が宝探しみたいで楽しかった。思っていたよりそこら中に生えていて、茶色いキノコ、赤いキノコとアニメの中でしか見たことのないようなやつらばかりで、個性的だなと思った。雨が降ったのは残念だったが、講義ではキノコの特徴、世界のキノコ事情などを聞けて楽しかった。夜のキノコ鍋は定番のシイタケやマイタケは美味しいが、採ってきたチチタケやハイタケの味は、未体験で未知数だったため怖かったが、普通のキノコより味が濃く、美味しかった。タマゴタケのホイル焼きは柔らかくて、また食べたい味だった。2日間キノコだらけの生活だったが、自分の知らない新しい世界を知ることができ、課題研究の参考にもなった。フィールドワークの楽しさを知ることもでき、有意義な時間だった。

○きのこづくしの2日間だった。ロープクライミングやジャングルジムに行きたかったけれど、きのこについて知識を深めることができてよかった。特に、きのこ採りは、食べれないものと食べられるものがそれぞれあって、おもしろかった。毒きのこはきれいなものが多く、かわいらしかった。しかし、タマゴタケも鮮やかで毒きのこではないことに驚いた。

○2日目は実際に自分で培養することができて、とても貴重な体験になった。もっと難しいものだと思っていたので、菌類学を身近に感じることができたように思う。森林内での観察はできなかったが、充実した1日になった。1日目に森林内に入って、全身できのこ採りを体験でき、記憶に残る体験になった。研修を通して興味をもてる分野が広がり一生ものの経験となった。

 

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