カテゴリー別アーカイブ: 進路学習

社会人講師活用事業「岡山大学の先生による特別講義」

令和元年6月18日、十六夜プロジェクト(総合的な探究の時間)に岡山大学から先生をお招きして特別講義を行っていただきました。先週は企業等にお勤め方々による「社会人講師による職業紹介」を行いました。その職業を目指すためには、どのような学問や研究があるのかということを今回の特別講義を通して知るとともに、大学の学部学科の内容について理解を深め、生徒の進路意識を喚起することを目的としております。

今年度も11学部12学科の先生方にお越しいただき、特別講義を行っていただきました。(文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、医学部医学科、医学部保健学科、歯学部、薬学部、工学部、環境理工学部、農学部)

生徒感想(抜粋)

人文学は言語や文学だけの学問だと思っていたので、ここまでたくさんの分野や領域があることを知って、驚きました。広い多様性で「人間」について学ぶということに、とても興味がわきました。人とは何か、文化や歴史、言語などあらゆる角度から研究できるのは素晴らしいと思いました。複雑ではっきりしないところに心を魅かれました。

法律や法学と聞けば,「覚える」というイメージがあったが,それだけではなく議論ができるようになるなどの力を養うことも重要だと理解した。また,裁判は日本とヨーロッパでは基準が異なり,「法のルール」や「みんなが納得できるような結果」など判断の仕方も国それぞれの特色があることに驚いた。

理学部の中にも様々な科があり、その中でも更に細分化されていることを知ることができて、自分の興味ややってみたいことをどれだけ明確にするかの大切さがわかりました。45分では物足りないほど濃い内容であり、岡山大学のオープンキャンパスに行ってみようと思いました。

私は将来、診療放射線技師になりたいと思っていましたが、放射線技術科学専攻以外のコースも気になりました。今まで診療放射線技師についてしか保健学科の仕組みについて知りませんでした。看護学の中には養護教諭になれる道があるということを知って、将来の目標を改めて見つめなおそうと思いました。貴重なお話を聞くことができて本当によかったです。

今まで農学部に興味があったけれど、どんなことを研究するのかあまり知りませんでした。でも、今回の授業で、農学部は品種改良についてだけではなく、森林などの環境や動物、食べ物についてなど様々な分野があるということを知ることができました。また、農学部は視野が広く専門性も高く、明確に職業や就職先を決めている人、研究をしたい人のどちらにとっても需要があり、これからの更に進歩していく学部であると思いました。

社会人講師特別授業「社会人講師による職業紹介」

令和元年6月11日、津山近隣をはじめ岡山県下で活躍されている社会人の方を講師としてお招きし、「社会人講師による職業紹介」の授業を行っていただきました。この授業は、本校独自のカリキュラムである「十六夜プロジェクト」の一環として実施しており、社会人講師の方々に、業務内容を紹介していただくことで、生徒のキャリア意識および学習意欲の一層の高揚を図ることを目的として行われています。

今年度は、法学(弁護士)、経済学(銀行)、マスコミ社会学(新聞社)、教育学(小学校教員)、観光学(旅行代理店)、地域創生(NPO法人)、医学(総合病院医師)、建築工学・生活科学(一級建築士)、情報通信(情報通信業)、農学・生物工学(健康食品等製造販売)、工学・化学・食品(香料製造)の11分野の方々に来ていただきました。

生徒感想(抜粋)

弁護士はAIとの兼ね合いで、当分人がやらなければいけない仕事だし、職がなくならないようだ。我々が何かになりたいと思った時に、将来どんな職業がどんな働き方になるのかを考えることが大切だと思った。

ただあった事実を伝えるだけではなく、社会や平和のための記事を書いているということに驚いた。機械的で、記事を書いた人の感情は感じられない職業であると今まで思っていたが、間違っていた。現代の社会にあわせたスタイルにするなど、たくさんの工夫がされていることがわかった。

医療関係の仕事は、理系だけでなく、経済学や統計学など文系の知識を必要とするものも多くあるということを知り、とても驚きました。医療の現場では医師や看護師、薬剤師などをはじめとした多くの人が互いに協力し合うことで患者さんの命を救っているのだなと実感しました。医療人は精神、知識、技術の3要素をいかにバランス良く修得するかが大切だと知りました。

人口減少は主に過疎化,高齢化,少子化が原因で,さらに自然災害までも関連していると知って驚いた、自分たちが将来,就職活動をする時は実際,全体のうち3%の企業にしか出会うことができないと分かったので,残りの97%を自分で探す努力をしようと思った。そして,たくさんの人に出会い,長期的,多面的,根本的に物事を見るようにしようと思う。人口減少が,自分たちの職業選択に深く関わっていることをしっかり自覚し,慎重に職業選択をしようと思った。

進路講演会を行いました

令和元年6月4日(火)
3年次生を対象に、
近畿大学より屋木清孝先生にお越しいただき、
「大学入試突破のために」という演題で
ご講演をしていただきました。

屋木先生の明快な語りに引き込まれつつ、
大学受験についての対する豊富や情報と鋭いご指摘に
生徒たちは大きな気づきを得ることができたようです。

以下、生徒感想の一部をご紹介します。

・将来から逆算して行動するという言葉が特に印象に残った。今まで漠然と大学受験について考えていたいが残りの時間を意識してどういった勉強をすればよいかよく考えて実践しようと思う。授業やテストが核となるということは去年の卒業された先輩から聞いていたので、これからもっと授業を大切にしようと思った。
・今現在では何となく勉強してしまっている点も有り、例えるならばゴールまでの1本道をはずれ、まわり道をしながら進んでいる状態である。受験ではその一本道を見すえた者つまり逆算勉強法を確実にそして完璧に実行できた者が勝つのだと思いました。

屋木先生が仰ったとおり、
生徒一人一人が「最後まで諦めずに努力できる」よう、
教員も全力でサポートしていきたいと思っています。

医系セミナー 津山中央病院インターンシップ

3月25日~26日、または3月26日~27日の2日間、津山中央病院にお世話になり、医療インターンシップを行いました。今回は将来医療の道を志す生徒29名が参加しました。(志望職種:医師9名、看護師8名、理学療法士1名、作業療法士2名、薬剤師4名、助産師5名)

オリエンテーションでは、県北地域における津山中央病院の役割や、災害時の貢献などについてお話をいただきました。院内見学では、救命救急センターや検査室、新設中の施設などを見せていただきました。

心肺蘇生法・AED体験では、救命士の方が講習をしてくださり、様々な状況を想定しながら処置を行うなど、とても刺激的な講習になりました。

技術体験では、人形をつかった新生児の沐浴の体験をさせていただきました。「みんなとてもいい顔をしている」と講師の先生に誉めてもらうことができました。

また、手術支援ロボット「ダヴィンチ」のシミュレーター体験を全員がさせてもらい、最新の技術を肌で感じることができました。さらに手術室で実際の手術の様子を間近で見させていただくこともできました。初めて立つ手術の現場。緊迫した雰囲気の中での執刀医の先生の手際の良さ、チームワークに圧倒され、皆、瞬きをするのも忘れそうな様子で見つめていました。

この他にも、職種ごとに専門職の方にお話を聞きながらお弁当をいただいたり、白衣に着替えて職場体験をさせていただくなど、大変貴重な体験をさせていただきました。今回のインターンシップを通して各自が目指す医療人のイメージがより明確になったはずです。お世話になりました津山中央病院職員の皆様、本当にありがとうございました。

 

津山中学校体育館建設現場見学ツアー

― 地域の企業を知る ―

津山中学校体育館建設現場見学ツアー

現在、津山中学校体育館が津山高校体育館横に建設されています(平成30年5月完成予定)。そこで、3月23日(金)に地元企業の業務内容を知ることと、建設系学部を志望する生徒のキャリア意識の醸成を目的に建設現場見学ツアーを行い、1、2年次生建築・建設系希望者9名と教職員4名が参加しました。

最初に、工事事務所で建設業に関わる様々な職種や今回の工事概要(工法等)について担当の方よりお話を伺いました。今回採用されているラーメン構造など聞きなれない専門用語を分かりやすく説明いただき、また壁の強度や体育館の耐用年数といった生徒からの質問にも丁寧に答えていただきました。

 

30分ほどお話しいただいたところで、いよいよ現場見学です。ヘルメットと安全ベルトをお借りしていざ出発です。

 

1階に入ると、さすがは体育館。天井の高さと天井まで組まれた足場に圧倒されました。航空機の製造工場のような雰囲気です。 (写真①)

再び外に出ると、大型クレーンが作業中で、屋根の上に資材を上げていました。
青空にクレーンが映えます。(写真②)

天井用資材を見せていただきました。木片にコンクリートを混ぜ込み強度を出したものだそうです。(写真③)

いよいよ2階部分に上がります。

2階ギャラリー部分からの景色を眺めながら、
さらに天井部分に上がります。(写真④、⑤)

梁と柱には岡山県産の木材を使用した巨大な集成材が使用されています。
実際に天井と壁の接合部を触らせていただきました。完成後は間違いなく触れることはできないでしょう。

いよいよ屋根の上へ。足場を使って上がります。かなり斜度のある屋根の上で作業されていました。

これが屋根の頂上部(棟)。間近で見ると感動します。

最後に全員で記念撮影。ご案内いただきありがとうございました。

今回のツアーで生徒は建設現場の実際を自分の目で見学することができ、また体育館のような大型木造建築物の建設現場を見学するような機会はないため、将来を考える上でも大変貴重な体験となったようです。
お忙しい中、快くこの企画にご協力いただきました梶岡建設株式会社様、浮田建設株式会社様に心より感謝申し上げます。

【生徒の感想より】

  • 今回は津山中学校の体育館建設現場を見学して、現場の方の意識、とりわけ安全面への配慮を様々なところで強く感じました。また、コンピュータを用いることでより安全により確実により効率よく仕事をされるというお話をいただき、技術発展が人々の暮らしと上手く結びつくことでさらに良いものを生み出すことができると再認識しました。このような機会を与えてくださった皆様、また、普段から学校での工事ということでいろいろと配慮していただいている現場の皆様、本当にありがとうございました。(1年男子)
  • 私たちが見学に伺ったとき、津山中学校体育館はまだコンクリート剥き出しの骨組みの状態ではあったが、すでに体育館の構造を至る所に見ることができた。特に、体育館の天井に触れる高さの足場まで登らせていただき、間近に見た天井の素材は、私が普段高校体育館で目にしているそれと同じものであった。体育館の天井が灰色なのは汚れの蓄積ではなく、素材が持つセメントの色であると知った。他にも木造構造には欠かせない木材同士が強力に圧着された集成材なるものの有用さや、体育館のような柱のない広い空間を有する建造物の持つ構造の特徴など、今回の見学会で非常に興味深い多くのことを学ぶことができた。貴重な機会を与えていただいたことに感謝したい。(2年男子)
  • 私は将来設計の仕事につきたいと漠然と考えていました。この見学ツアーを通して、実際に建物を建てるとなると、建築士も施工業者や専門業者など様々な職種の方と協力して工事を進めていくことを知り、責任のある仕事だと感じました。また、建設される建物によって使用される素材や、工法が異なり、強度を考えた細かな工夫が施されていることを知りました。今回、建築士はやりがいのある素敵な仕事だと改めて感じることができ、とても貴重な時間を過ごすことができました。(2年女子)

津山中央病院インターンシップへ行ってきました

3月27日(火)~28日(水)の2日間、津山中央病院インターンシップを行いました。参加生徒は23名。医師や看護師、臨床検査技師等を志す多くの生徒が参加しました。

【1日目】

心肺蘇生法やAEDの体験や院内の見学。午後からは職種別に見学や体験を行いました。身体検査の体験では、聴覚検査などで実際に機械を操作して、検査する側を体験。菌検査室では、施設を見学しました。菌検査では、採取した尿や血液から病原体を突き止めます。患者と直接関わることは少ないですが、非常に責任ある仕事であると強調されていました。

【2日目】

午前は看護学校長の講話と採血の体験。午後からは電気メス等を使った技術体験。普段は見聞きできない経験に、参加生徒も興奮している様子でした。

最後の振り返りでは、充実した表情の生徒たち。この経験から、次の行動に生かしていってもらいたいと思います。