劇団潮流による、平安時代藤原氏全盛期の公家と貧民の格差社会を描いた時代演劇
貧困のため死んだ母親の亡骸を、その遺言通りに喰らい、鬼と化した2人の息子が、母の恨みを晴らすため、裕福な暮らしをするものを襲います。
さらってきた姫君と心を通わせる場面、鬼としての生活に嫌気がさす場面、鬼狩り、決闘、愛するものとの死別など、様々な場面展開に引き込まれました。迫力のある演技と音楽、そして時にコミカルで、ラブロマンスも織り交ぜたストーリーは、御伽草子という古典的作品を高校生にも十分楽しめるように仕上げたものになっていました。
「鬼」とは何か。そしてそれを生み出すものは何か。現代の世の中や人の心、自分の心などに投影しながら、生徒たちは鑑賞していたようです。